心療内科に行くタイミングはいつがいいの?~カウンセラー小田の経験から

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。

私は、働き盛り真っ最中のある日、会社を休職した経験があります。
「突然の休職宣言」を読んでみる→

今、読んでみても、何だか心が痛い経験ですが、改めて冷静に考えてみると、タイミングがもう少し遅かったら、残業中に会社の窓から突然飛び降りて死んでしまっていたかもしれないなぁと思います。

ちなみに、この時に産業医に渡した「一枚にまとめた自分で認識している症状」の写しを持っていますが(提出物はもれなく写しを持つタイプ)、だいぶん後になってから、親友に見せたところ、「それにしても、こういう状態の時でも内容が良くまとまってるわ~。いや、さすがだねぇ。」というお褒め?の言葉をいただきました。
たまに、心をジンジンと痛めながら見てみるのですが、「こりゃあ今すぐ休みなさいだよな。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」と苦笑いします。

今回は、自分の経験を振り返ってみて、どのタイミングで心療内科に行くのがいいのか、カウンセリングとの関係性などについても触れてみたいと思います。

◆そもそもどこに行ったらいいの?

さらっと、「最近、調子が悪いから心療内科に行ってみたいんだけど、どこかいい病院知ってる?」と聞ける世の中にはなっていない現実…(-_-;)

ネットの情報も「うーん。そもそもこの意見ってあてになるのかなぁ。」というような感情的な口コミが書かれていたりして、特に心療内科に関しては、そのような傾向が強いように思います。

心療内科もカウンセリングルームも、精神科医、カウンセラーとの相性や信頼感が何よりも大切なので、何となく合わないなぁと感じたら、その場所に固執する必要はないと思います。

私自身、最初に行ったクリニックに不信感があって、二回目の受診前に違うクリニックを受診して、予約を取り消したことがあります。
クリニックでの衝撃を読んでみる→
主治医との出会いを読んでみる→

自分自身が疲れすぎていて、自分の感覚に自信が持てなくなったり、逆に全てに対して不信感を持ち過ぎるなど、判断を誤りやすい状態なのも心療内科選びの難しさだと思います。

私の場合は、「いつもできていたことが、できなくはないけど、結構しんどい」と感じ始めた時に、自分の感覚が鈍り過ぎないうちに、心療内科選びや、予約の電話をした方が良かったのかなと思います。

というのも、心療内科では、新患の予約が結構先になってしまうことが通常です。
初診で、診察にある程度の時間をかけてくれる病院の場合は、なおさら予約が先になってしまうのです。

私のように、「今までは簡単にできていたことが、できなくなっちゃった!」という状態になってからだと、少し遅かったかもしれません。

◆心療内科とカウンセリングとの関係性

心療内科に行くことに抵抗感をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
カウンセリングルームを利用する方は、お悩みを解決したい、自分自身の生き方を見つめ直してより良く生きたい、生きづらさの原因を解決して楽に生きていきたいなど、様々な目的があります。

「心療内科に行くほどではないけれど、最近、不安を感じる日々が続いている。」
「些細なことでイライラしたり、涙が出るようになって、友人に勧められた。」
「できれば薬を使わずに、落ち込みを回復させたい。」

そのようにおっしゃる方もいれば、心療内科を定期的に受診しながら、カウンセリングも併用して通っている方もいます。
※心療内科に通院中の方がカウンセリングを受ける場合は、主治医にカウンセリングを受けても良い状態か、ご相談の上での利用をお勧めしています。

私自身は、カウンセリングを二回受けた翌日に、心療内科を受診し、会社の産業医との面談を受けた二日後に休職して、休職後に心療内科を変更して、主治医と出会いました。

そして、心療内科とカウンセリングを併用しながら、休職中の時間を「心身ともに休ませる期間」「うつ病になった原因を考える期間」「これまでの生き方を見つめ直す期間」「これからの生き方や働き方を考える期間」として過ごしました。

うつ病は、通院、休養、睡眠、運動が適切になされれば必ず回復します。
一方、再発しやすい病であるのも事実で、再発するたびに寛解率が下がっていきます。

環境を変えたり、ストレスケアだけではなく、自分自身を見つめ直して、物事の捉え方を変えたり、自己肯定感を上げることが再発を遠ざけ、幸せな人生を歩むことに繋がるのではないかと思います。

自分自身を見つめ直す作業は、自分一人ではなかなか苦しく、客観的には行いづらいものです。
そこにカウンセリングがお手伝いできる場面が多いのではないかと、自らの経験を踏まえて実感しています。

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実