こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉です。
季節のフルーツがおいしい季節になってきましたね。
最近は店頭で、好物のメロンやスイカを見かけるようになりちょっとうれしくなります。
旬のフルーツには、ビタミンや水分が豊富に含まれていて、疲れた身体や心を癒してくれる力があります。
特にフルーツに含まれる「セロトニン」の材料となる栄養素や、自然の甘さによって、副交感神経が優位になりやすく、リラックスを促す効果もあるんです。
たとえば朝の忙しい時間でもさっと食べられるバナナ🍌
実はただの「手軽なエネルギー源」ではなく、リラックスや気分の安定をサポートしてくれるフルーツなんだそうです。
試合中のタイムアウトなどの、ちょっとした「すきま時間」にバナナをつまんで食べているスポーツ選手も見かけます。
バナナに含まれる「トリプトファン」という成分が幸せホルモンと言われるセロトニンの材料なり、カリウムも豊富でストレスによって失われやすいミネラルを補ってくれるそうです。
バナナ一本だけでも、心と身体に「安心感」を与える小さな習慣。
外に出る前の緊張感が高まりやすい朝にはぴったりです。
甘くてみずみずしいフルーツを食べると、それだけで「ほっとする」小さなスイッチが入ったような気がしてリラックスした時間を過ごすことができます。
でもその前に実は「リラックスしよう」と思うときにこそ、見落としがちな大切なことがあります。
それは、「緊張をほぐす」こと。
今日はリラックスしようとしすぎて逆に緊張していませんか?をテーマにブログを書いてみようと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
◆無意識の「緊張」は、案外ずっと続いている
たとえば、肩がこっているとき。その原因のひとつが「無意識の緊張」であることがあります。
常に少しだけ方に力が入っていたり、、顎にグッと力が入って入たり…そういう状態って、自分ではあまり自覚できません。
でも、身体はしっかりその「緊張」を感じとっていて、少しずつ負担が溜まっていきます。
精神的にも同じことが言えます。
「ミスしないようにしよう」
「ちゃんと返事しよう」
「迷惑をかけたくない」
こうした思考は、責任感や配慮から自然と芽生えるものですが、同時に心に小さな緊張を積み重ねていく側面もあります。
そしてその緊張は、いざ「リラックスしたい」と思ったときに、なかなか手放せない「見えない壁」のようになってしまいます。
◆緊張をゆるめることから始めてみよう
では、どうすればその無意識の緊張を緩めることができるのでしょうか?
ポイントは、「いきなりリラックスしようとしないこと」まずは、自分の心や身体がどこに力をいれているのかに気づくところから始めてみましょう。
・椅子に座ったとき、背もたれにちゃんと身体を預けている?
・顎が前に出てない?肩は上がっていない?
・今、自分は何か「頑張っている感じ」がある?
こうして、あえて「力」がはいっているとろこに意識を向けてみる。
そして「ふぅー」っと息を吐いて、その部分をゆるめていく。
たったこれだけでも、不思議と呼吸が深くなり、少し安心感が生まれます。
ヨガや瞑想が苦手な方でも、この「部分的な力み」に気づくだけで、緊張はやわらぎ始めます。
◆心と身体に「やすらぎの順番」をあげよう
私たちは、「休もう」「癒されたい」と思ったときに、つい”何かをすること”でリラックスしようとします。
アロマを焚く、お風呂に入る、音楽を聴く…。もちろんそれらはとても効果的なのですが、もっと手前にある「緊張をゆるめる」という土台がないと、どこか表面的に終わってしまうことも。
だからこそ、リラックスしようと思ったときは、まず「緊張している自分」に気づいてあげることから始めてみてください。
そして、その緊張を少しずつほどいていく。
その順番を大切にしていくと、自然と「やわらかい状態」がやってきます。
緊張をゆるめるということは、自分に対して「今はがんばらなくていいよ」「もう戦わなくていいよ」と自分を労ってあげるようなもの。
まず、自分を安全な場所に戻してあげませんか。
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