こんにちは。札幌市の中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。
今回のテーマは…相談者さまに聞かれることの多いこの質問について記載していきたいと思います。
現にブログを見てくださっている方にも、疑問に思っている方が居ると思います。
実際に私がカウンセリングに通っていた時のエピソードも一緒に♪
個人差はありますが、少しでも参考になればと思います。
21日の法則って知ってますか?
人間は何か新しいことを始めても、3日で終わってしまうことがあります。
これが俗に言う3日坊主という状態です。
人間は恒常性を維持するのに、元に戻ろうとする機能が働いてしまうため、何事も続かないという風になってしまうことも多いようです。
そこでタイトルの21日の法則というのは、新しいことを始める時、21日間継続して行うことで、顕在意識から潜在意識に届いて習慣化されるというのです。
この考えはカウンセリングにも当てはまるとされています。
カウンセリングに来て話を聞いて貰い、付け加えて貰った新たな考えや解決策を自分なりに続けてみる。
その後3週間以内に効果をカウンセリングにて検証し、また再度解決策を一緒に考えていく。
この作業をしていくことで、波が大きかった回復段階も少しづつ上向きになっていくと言われています。
これが3週間経過してしまうと、カウンセリングで上向きになっていた気持ちが、またスタート地点に戻ってしまい、再度上向きにしていかなければなりません。
そのためにカウンセリングにも21日の法則が重要とされています。
実際の効果はどうだったのか…
では、実際のところどうだったのか…?
私の体験も含めて、お話していこうと思います。
私が実際にカウンセリングを利用した時は、うつの段階では回復期でしたが、過食や買い物依存が多く見られており、職場から自宅に帰っても寝ているだけの生活で、ストレスは溜まる一方の状態でした。
そんな中でカウンセリングという選択肢を見つけ、利用に至りました。
私自身、“今の自分を変えたい。この状況から何とかしたい。”という思いが強くあり、2週間程度のペースで通っていました。
カウンセリングの中で自分を見つめ直す時間をとったり、グループワークに参加して、他の方の考え方に触れてみたりすることで、少しずつ自分の生活をコントロール出来るようになりました。
その後は一度カウンセリングに通わなくても良い状態まで回復することが出来ました。
ですが、私は環境的要因により、自分をコントロールできなくなる場面が多くあり、前職場に居ることで、再度落ち込んでしまいどうしようもなくなってしまったことがありました。
当時は飲んでいるお薬も増やされてしまい、かなりショックでした。
仕事を辞めたこともあり、感情にも波があったため、高頻度でカウンセリングを利用していました。
(当時は1週間から10日に1度のペースでした)
具体的なアドバイスをして頂き、自分の生活の中にカウンセリングで教えて頂いた考えを取り入れていきました。
その後はカウンセラー養成講座を受けたり、自分で心理学を勉強することで、現在も自分をコントロールすることが出来ています。
一番良いとされる頻度は…?
今回は21日の法則という心理学的な見解と実際に利用した岩本の見解を記載してみました。
まとめとしては、「自分の気持ちや考え方を変えたい」と思っているときの理想的な頻度は3週間以内、ストレス発散のひとつとして利用する場合は、自分の気持ちがコントロールできなくなる少し手前(例えば、小さな不調を感じた時点やイライラしやすくなってきた時、漠然とした不安を感じるようになった時)がおすすめであると感じます。
もちろん人それぞれの状況によって違うこともあるので、あくまで目安ということになります。
今後ご利用を検討されている方に少しでもこの目安がお役に立てれば幸いです。
また『カウンセリングこころの羽』は様々なこころのお悩みに対応することが可能となっています。
不安な方はまずは気軽にお問合せ下さい(^^)
ご利用を心よりお待ちしております。
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未