カウンセリングを身近に…感情言語化のススメ

こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉です。

今年の夏は同じことをつぶやいてしまいますが暑いです(;’∀’)暑さに弱い私にとっては厳しいシーズンになっています。
外を歩いていると頭皮から汗が吹き出してくることが最近の稲葉にとっての不快指数急上ランキング1位ではなかろうか💦と感じるくらい頭皮からの汗に気を取られる毎日。

先日のお休みも安定の気温30度オーバー。しかも晴天🌞クーラーの下でゴロゴロしているもの心地良いけど不快指数が少しでも下がるなら避暑地(水辺)めぐりでも行こうか…と支笏湖へ。
盆地育ちの私にとって幼少期から水辺は憧れに近い感情といいますか「好きな場所」で、特に暑さに疲弊している時は「癒しの場」でもあります。

今回は恵庭岳公園線から支笏湖に向かったのですがその道中にあった「白扇の滝」👆
晴天もあいまって森林の緑と勢いよく流れる滝がきれいでした。
アスファルトの照り返しもなく木陰に入ると暑さ(不快指数)が和らぎます。
道民にとって今年の夏は不快度Maxとなりそうですが、人間誰しも感じる不快感情との付き合い方について今回は書いてみようと思います。

不快の奥の本音を見つける

私が暑さが苦手でなぜ(不快指数)を強く感じるのか考えてみると過去に軽い熱中症になったことがあるからだと思っています。確かその日は朝から頭痛がして水以外を口にしたら全て嘔吐してしまう最悪な体調でした。

その頃は接客業をしていて、店内が暑い中動き回ってあまり水分も摂っていませんでしたし、今ほど世間も私も熱中症対策に熱心でなかったこともあり、「もしやこれが熱中症?」なんて不安を感じながら近所の病院に駆け込んだ記憶が…
この経験が、暑さ+汗をかく=熱中症になるかもしれない恐怖⇒不快指数上昇。という方程式になり私の脳内にがっつりインプットされちゃっています。

北海道最古の鉄橋「山線鉄橋」から望む支笏湖👆

今年の猛暑は全国各地で起っていること…しかも本州では38度前後まで気温が上がることも珍しくなく日本中で多くの方が暑さに精神的にも肉体的にもストレスを感じていることでしょう。

比較的涼しい地域の北海道で「暑い、あっついよぉ💦」なんて愚痴を吐くのは「みんな我慢しているのに、自分だけわがままで堪え性のない事を言っている」そんな気さえしてしまいますが
カウンセリング視点で私の不快指数の根っこを探ってみると体調不良の危険から自分を守る為に必要な防衛反応とも言えるんです。

不快と感じる=悪い事ではない

私たちが育った教育環境では「好きになる事」「努力する事」が素晴らしいとされることは多いですが「嫌いになる事」「我慢しない事」は悪い事とされマイナス感情を感じた際の表現方法、対処方法を学ぶ機会がとても少ないのではないでしょうか。

環境省の水質調査で20回も全国1位になったほどの透明度「支笏湖ブルー」と呼ばれているそうです👆
そんな価値観が当たり前になりすぎると、「ポジティブな感情=良い」「ネガティブな感情=悪い」の考えで自分を縛り付ける事になり自身の中に不快感情や、苦手意識が芽生えた時「それを感じている自分を自分で否定する」というループにハマり自らが危険を感じた際にアラートとして発している不快感情を見過ごし限界に達した時、自分や周りも人もびっくりするような方法で表現してしまうことがあります。

自分のこころを自分で守る

人間と感情は切っても切れない関係。
ならば、不快感情と上手に付き合っていく方法をカウンセリングで見つけてみませんか。
感情は理屈ではなく本能で感じているもの。時として自分の心と体を危険から守るための防衛センサーを発している場合もあります。

天狗山からの海👆
不快指数をカウンセラーと一緒に計測して自分の心の守り方を見つけながら不快の捉え方、伝え方、対処の仕方を自分だけのマニュアルとして持っておく。
これも大事なストレスマネジメントになります。
マイナスな感情、禁じたはずの感情を持つ自分を受け入れるということは勇気のいることですが負担にならない範囲で言葉にして自分を許してみる。そんな習慣を持ってもよいのではないでしょうか。

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『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』でお待ちしています。 稲葉 彩