うつ病から脱するきっかけを作るために…

こんにちは。札幌市の中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。

今回は久しぶりに私の体験記を踏まえて、うつ病を脱するきっかけについて考えていきたいと思います。
私は以前、心療内科で社会不安障害とうつ病と診断され、2度休職をした経験があります。

その時のエピソードも交えながら、記載していきたいと思います。

うつ病の女性

2度目の休職で…

1度目の休職後、約1年半後に再度休職を経験することになりました。
最初の休職の時から、1年半は自分なりに自己啓発本を読んだり、心理学を勉強したり、ストレス発散法を試してみたり…。

ジムもヨガも料理教室も、たくさんのことをしましたが、全て長くは続きませんでした。

一瞬だけ、楽しいとか嬉しいというプラスの感情になりましたが、持続せずにすぐにマイナスの感情が押し寄せて、むなしくなるのです。

私の母は“少しでも私が楽になるなら、やってみなさい。”と言ってくれていました。

楽しいことをやっているのに、何もストレス発散になっていない、何だか申し訳ない気持ちと情けない気持ちでいっぱいになりました。

そんな時の2度目の休職でした。
主治医の先生には“一度まっさらにリセットするために休んだほうが良い”と言われました。

その他にグループワークの参加を勧められました。
私は興味があったので、毎週1回外出の機会も込めて、通うことにしました。

旅をする女性

グループワークに参加して…

グループワークでは同様の病気の方何人かと、その日のテーマに沿って、話し合いをしながら進めていきます。

認知行動療法がメインでしたが、アサーションやマインドフルネスなども行っていました。

初めて参加した時は、人前で話すことに緊張してしまい、たどたどしい話し方をしてしまいました。
人の視線が怖く感じてしまい、自分の想いを話すことが中々出来ませんでした。

グループワークでは症状や考え方は人それぞれなんだなということを学ぶことができ、対処法や自分の考えに意見をもらったりすることはとても参考になりました。

ですが、何度か参加しましたが、自分の中の変化を実感することは、残念ながら出来ませんでした。

元々認知行動療法を勉強したり、勉強会に参加していたこともあったため、知っている知識ばかりでした。

主治医の先生には“グループワークより、個人カウンセリングを受けてみたい”と話しましたが、空きがないと言われ、なくなく諦めました。

しかし時間は経っていき、何も変わらない自分に日々辛さを感じていきました。
自分でどうにかしたいという気持ちはもう限界かもしれないと思い始めてきました。

特にそのとき悩まされていたのは、過食(特にお菓子)と身体を掻きむしるという行為でした。

病院に通って薬を飲んでいるだけではいけないと思い、行動にでました。

グループでセットアップする

きっかけは自分から…

数日後の夜、グルグル思考にはまり、辛くなりました。
(夜に思い悩むことってありますよね…)

次の日は休みということもあり、夜更かしをしてサイトを見ていました。
そんな中で“個人のカウンセリングルームはないのか”と探してみました。

色々なサイトを見てみましたが、どこも値段が高い!!!
そしてキャンセル料も高い!!!(笑)
こんなに高額なら無理かなと思い始めた時に、少しだけ安めのカウンセリングルームを見つけました。

“明日空いてるし、ここにしてみよう。”という少し軽い気持ちで、予約をしました。
当日は緊張しすぎて、行くのも少し億劫になってしまいましたが、少しでも楽になりたいという気持ちを大切にして、足を運びました。

私がうつ病から脱するきっかけとなったのは、まぎれもなくカウンセリングでした。
カウンセリングを通じて、自分のことを考える、向き合う時間を少しづつでも作ったことで、自分のことを理解することが出来ました。

どうして自分はこんな考えをしてしまうんだろう…
この行動の理由は何なんだろう…
うつ病になったのはなんでだろう…

カウンセリングでは、本人の負担がかからない程度に、言葉を交わしながら、本人の疑問を探っていきます。

それには少し時間がかかるかもしれませんが、自分の中での変化を実感することは個人により回数の差はありますが、出来ると思います。

うつ病で悩んでいる方、悩みから脱するきっかけが欲しい方、『カウンセリングこころの羽』で一歩を一緒に踏み出してみませんか?

私の体験談も、いつでもお話させて頂きますのでお気軽にご利用ください(*^^*)

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未