カウンセリングを身近に…キャパを知ってキャパを広げる

こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉です。

今年も気づけば北海道も本格的な夏に突入。30度超えが8月に入ってからもしばらく続きそうです。
街を歩いていると携帯小型扇風機を装備している方がここ数年で激増したように感じませんか?私も今年はニトリのNクールのお世話になっています。
ニトリ店内で気づいたのがNクール商品のほとんどが薄いブルーを基調とした寒色系の色味で統一されていること。
水分を充分に摂るなどの物理的な熱中対策ももちろん大切ですが、視覚から「涼を感じる」工夫も暑さをしのぐ術として日常に取り入れてみようかしら…などとひっそり思いついた稲葉でございます。

前置きはこのくらいにして本題へ。私のブログ掲載も久々になっておりました。なぜかというと…

「そんなの言い訳じゃん」そう思わず読んでいただければ嬉しいです(^_-)-☆

◆あれもしなければ…これもしなければ…

岡本先生のブログでも自分にとって楽しいと思える変化でもストレスになりうる事がある。と書かれていますが、まさにこの数ヵ月私にも新たな変化が訪れておりました。
カウンセラーとして「幅、深み」を持たせるべく通常よりも「学び、インプット」する時間が以前より多い日々。

その変化をプレッシャーではなく、モチベーションとして消化できるようにと、自分のキャパシティを超えない範囲で「今出来る事、やる事」に注力してブログはちょっとお休みしておりました。
(もちろんブログ投稿も大切な役割である事は100も承知の上ですが)

人には処理できる情報量、仕事量に個人差があり必ずしも理想と一致しているとは限らないものです。

そしてキャパシティオーバーのサインも人によって様々。

くつろぐ動物

「あれもしないと、いやこれが先かな」と思考が散乱し行動に移すまでに時間がかかるようになる。
私のキャパシティオーバーサインの第一段階。
過去はそんな状態になってもヤル気、根性で何とかなる。といわばがむしゃらに頑張る方法を選んでいましたが、20数年の社会経験や心理学、脳の仕組みを学ぶうち自分のキャパシティ内で物事を進めるのが実は一番効率が良い。自分のベストパフォーマンスに近づく。という答えにたどり着きました。

◆「今」やることが明確になる

家庭でも職場でも自分のキャパシティを把握することはとても大切。
「あれもしなければ」「これもしなければ」実はこの思考、今やる事を見失い漠然と未来の事ばかり考えてしまうカウンセリングのご相談でも多い「漠然とした不安」の正体でもあります。

時間軸には「過去」「現在」「未来」があり、「過去」に私たちはそれぞれいろんな経験を重ね「今」があります。
カウンセリングではまず「今」自分が話したい事今困っていることなどをカウンセラーと話ながら、自分の意識が過去に蓄積されたものに囚われているのか、見えない未来に不安を感じているのか明確化していきます。

夏海

過去の失敗や誰かに言われた言葉が心に引っ掛かり自分にブレーキをかけている?
未来に何が起こるのかがわからなくて不安?
このように似て非なる感情や思考が交錯し続けると自分が何をしたいのかわからない。
そんな心理状況になることは自然なことです。そして「過去」に意識が向きがちなタイプ、「未来」に意識が向きがちなタイプ、人によって傾向があるんです。自分だけが不器用なんじゃない。と気付ける場所としてカウンセリングを利用してみるもの良いのではないでしょか。

◆自分のちょうどいいを探しませんか

キャパシティが超えた状態を長く続けると「ほかの人には出来て自分には出来ない事」「理想の自分とはかけ離れた自分」「周りの人から悪く思われているのではないか」ネガティブ感情が逃れられない事実かのように自分の中に入ってきてイライラしたり、集中力が以前より続かなくなったり、行動にも影響が出ることがあります。
「あれもしなければ」「これもしなければ」焦りが先走り自分だけ進めずにいるように感じる。
それってキャパシティが少しずつ大きくなっていく為に必要な焦りかも知れません。

散らかってしまったクローゼットって整理しようと思っても面倒くさくて手を付けられずにいる事ありませんか?重い腰を上げて整理してみたら以外にスムーズにできたし長い間着ていない洋服がスペースを取っていたのね…今の自分に必要な洋服が見えてくることもあります。
そんな感じで気軽に一旦あふれているものを一緒に整理して「ここまではできる」「これ以上はできない」を明確化して「無理をせず、楽をしすぎない」自分にとってちょうどいいを一緒に探してみませんか。

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『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』でお待ちしています。 稲葉 彩