カウンセリングを身近に…非日常を日常にしてみる

こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉です。

今年の冬は寒暖差が大きく、「体がついていかない」と感じる日が続いていませんか?

特別に体調が悪いわけではないけれどなんとなく疲れやすい、気分が落ち着かない。

そんな小さなサインが出やすい時期でもあります。

こういうときほど、少しの違和感を見逃さずに自分の状態を確認してあげることが役に立ちます。

◆「特別じゃない」非日常の話

この冬、私はリーズナブルな温泉に一泊するということを何度かしています。
高級旅館でも、記念日でもありません。

部屋はシンプルで、食事も豪華ではない。

お湯に浸かって、スマホを置いて静かな部屋で早めに布団に入る。

それだけで頭と身体がゆっくりほどけていくのを感じます。


これが、最近の私にとっての「非日常を日常にする」時間になっています。

非日常というとどこか遠くへ行くことや、特別な体験を想像しませんか?

でも実際には「いつもと少し違う」「なんだか心地いい」くらいで十分。

むしろそのくらいのほうが生活の中に無理なく取り入れられます。
日常を頑張りすぎているときほど、大きな変化より小さな変化が心に大きな効果をもたらすことがあります。

場所を変える、時間の使い方を変える、身体の感覚に意識を向ける。

ほんの少しの違いが、凝り固まっていた感覚を緩めてくれます。

◆非日常は「逃げ」ではなく「調整」

非日常は、現実から逃げるためのものではないと意識することが大事。
むしろ日常に戻るための「調整時間」

たとえば、長時間パソコン作業をしたあとに肩を回すように心にも調整が必要です。

張り詰めた状態が続くと、それが「普通」になってしまい疲れていることに気づきにくくなります。

非日常はそのズレに気づくための時間でもあります。


温泉に入って「あ、こんなに肩がこっていたんだ」と感じるように、環境を変えることで初めて自分の状態が見えてくることがあります。

調整としての非日常は、どこかに外出することだけではありません。
朝いつもより少し早く起きて静かな時間を過ごす。

帰宅後すぐに着替えて仕事モードを切り替える。

照明を落として音楽を流す。

こうした小さな切り替えも立派な非日常です。
重要なのは「日常を続けやすくするため」に取り入れること。

無理に気分を上げたり、前向きになったりする必要はありません。

ただ張りすぎたものを元に戻す。

それが調整です。

◆日常に戻るための、ちょうどいい距離感

非日常を日常に取り入れることは、自分の心身の状態を確認する習慣にもなります。
「最近余裕がないな」「考えすぎているかも」そう気づけるだけで心は少し楽になります。

気づける余白があること自体が、整っているサインでもあります。

心のケアを何か問題が起きてから慌ててしていませんか?
日々の中で少し整える。崩れたら立て直す。その繰り返しで十分です。

常に良い状態を保とうとしなくていいし、完璧である必要もありません。
非日常は、特別なご褒美ではなく生活の中に組み込めるもの。

いつもの毎日に、ほんの少しの「いつもと違う」を。
心地よさを感じる時間や場所を、自分の生活の中に置いてみる。

それは甘えでも逃げでもなく、日常を長く無理なく続けていくための現実的でやさしいセルフケアです。

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『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』でお待ちしています。 稲葉 彩