こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
この間、外食の店に詳しい友人と、外食をしましたが、気に入ったので、また1人でも行ってみたいなと思いました。
新しい発見があったのも、嬉しかったです。
さて、今回は、「別のことをする時間を増やしてみる」というお話です。
うまくいかない現実
「これさえうまくいけば」
「なぜ、うまくいかないのか」
このように、うまくいかない現実に苦しむことがあるかもしれません。
「いつもうまくいくわけでない」
そうとわかっているけれど、どうしても、うまくいかないことが続くと、つらくなってしまうものですよね。
一方で、現実がうまくいっていないというのは、見ている現実が何かによります。
それは、仕事かもしれませんし、家庭かもしれません。
あるいは、友人関係かもしれませんし、自分のキャリアプランかもしれません。
いずれも、何かの基準で今の現実をみて、それを人生と捉えて、
「何もかもうまくいかない」
そう思っている状況であるともいえます。
こだわれていることを誇る
ただ、特定の何かで現実を測ること自体は悪くないことといえます。
むしろ、それだけ、その事柄にこだわっているともいえます。
こだわりというと、良い意味にも、そうでない意味にも聞こえるかもしれませんが、こだわること自体は、良くないわけではないともいえます。
何かにこだわりを持てていることは、人生を生きる上で、前を進むエネルギーともなります。
それだけ、そこから楽しさや喜びも手にすることができます。
何かに想いを込めたり、こだわること自体を否定しないというのは、1つ、大事なことといえます。
別のことをする時間を増やしてみる
一方で、そのことばかり考えていても、悩みばかりが増えていく可能性があります。
そのこだわっている物事がいつもうまく進むとは限りませんし、たくさん考えたからといって、進むわけではないからです。
そのため、代わりに別のことをする時間を増やしてみるという考えは大切だといえます。
別の何かに取り組んだ後、眠って起きた後など、問題と思っていたことに対して、考えがより穏やかな形で整理されていくということはあるといえます。
また、他のことをしている間に、その物事がうまくいくようになる。
また、心が整うことで、余裕を持って、自分がこだわっているものと向き合うことができたりもしない。
「うまくいかない」
「これさえうまくいけば」
そう思うとき、あえて、別のことをする時間を意識して作ってみる。
そのようにすることで、こだわっている物事に対して期待しすぎていた面を減らし、
「これにはこんな良いことがある」
「簡単にはうまくいかないだろうけど、また向き合ってみるか」
そういう風に、心に余裕を持って、取り組んだり、向き合うことができるようになります。
それは、つまり、心を楽に生きることにも繋がっていくといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠