恋愛を心理学で当てはめてみると…

こんにちは。札幌市の中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。

早速ですが、私は今とても注目されているドラマ『恋はつづくよどこまでも』にとてもはまっています。
録画しては何度も同じシーンを見るということを繰り返しています(笑)

このドラマを心理学の視点から見てみると新たな発見も出来るということが分かりました。
そのこともあり、今回は恋愛を心理学で当てはめていくと…というテーマでブログを書いていきたいと思います。

共通点を探る!?

まず最初の段階で大切なことと言えば、共通点を探ることであると思います。
これはどんな人と信頼関係を築くためにも欠かせない部分です。

1回目のデートはお互いの探り合いから始まると思います。
そこでいかに共通点を見つけて、共感し合えるかが、今後の鍵と言っても過言ではありません。

そのためには共通となるような趣味を持っておくのもひとつ出来ることかもしれません。
例えば、旅行・温泉が好きだったり、好きな音楽だったり、ライブ・フェスが好きだったり、映画が好きだったり…。
この辺の趣味は男女ともに好きな人が多いような気がします。

一番共通点の中で実感しやすいのは“同じ職場”であったり、同じコミュニティに所属していることであると思いますが、中々そこで良い人と巡り合える可能性も最近は低いですよね…。

一緒に居て安心できる段階を目指す!

次に目指す段階といえば、“一緒に居て安心できる”ことであると感じます。
これは心理学でよく使う自己実現理論に当てはめると、分かりやすいです。

この理論は下の欲求が満たされることで上の欲求段階にいけると言われています。
生理的欲求は誰しもが持っているもので、この段階が欠乏している時は、“うつ状態”となっている時が多いです。

その次の段階の欲求が、“安心・安全の欲求”と言われており、「この人と一緒に居て安心できる」「安心して自分のことを話すことが出来る」等の感情で満たしてあげることが、この段階では必要であると感じます。

この段階を満たすことで、次の段階の欲求である“帰属の欲求”に進みます。
帰属の欲求は「この人と一緒に居ることで、自分の居場所がある」「自分はここに居ても良いんだ」という感情が湧いてくることで、満たすことが出来ます。

“同じ職場”という共通点が強いのは、すでに共通の場所が自分にとっての居場所となっていることから、この欲求段階まで満たされています。
なので、すぐに親近感がわくことが多いのだと思います。

ここまで上手くいけば…

帰属の欲求を満たすことで、恋愛は上手くいくことが多いような気がします。
ちなみにその上の段階である“承認の欲求”を満たすためには、とにかく褒めまくることが大切であると感じます。

相手の話を聞いて褒めてみる、何かやって貰ったことに対して感謝を伝えて褒める、いつもの言葉にプラス褒めることで、この承認欲求は満たされていきます。

日常の中で少しずつでも意識していくことは、大切かもしれません。
私自身も恋愛の中で、“ありがとう”という言葉を大切にしています。

中々伝えることが恥ずかしいかもしれませんが、いつも出掛けた後のLINEには、“今日もありがとう。”という言葉を冒頭に添えて送ります。

これだけで、その時間が自分にとってすごく良い時間だったことが伝わることだったり、相手のことを大切に思っていることも同時に伝わると思っています。

小さな工夫だけど私は大切にして、日々を過ごすようにしています。
心理学の知識通りに上手くいかない恋愛も多々ありますが、皆さんの少しでもお役に立てたらと思います。
(実際に私もありました)

コロナウイルスで中々外出が難しい時期ではありますが、悩みはお置いておくとどんどん膨れ上がってしまいます。
その前に『カウンセリングこころの羽』でお話頂けたら嬉しいです。
まずは問い合わせからでも大丈夫ですので、お気軽にご利用ください。

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未