感情に悩むとき、感情を出す場面に着目してみる

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、ボウリングが好きなのですが、まだまだスコアが低いので、いつか、高いスコアを出せるように練習する期間を作りたいなと考えています。

さて、今回は、「感情に悩むとき、感情を出す場面に着目してみる」というお話です。

感情的になってしまう日々

「すぐに怒りが沸いてしまう」
「感情を表して、周囲に迷惑をかけてしまう」

そう思い、自分の感情に対して、悩むことはないでしょうか。

「相手に迷惑をかけて、嫌われたくない」
「すぐに感情的になってしまう自分が嫌だ」

そんな風に、不安になったり、自己否定する毎日となると、つらく、苦しくなるものですよね。

感情を抑えようとすると、なおさら苦しくなる

「すぐに怒る自分が悪い」
「自分の湧き出る感情が悪い」

そんな風に、
「自分の感情自体が間違いで、それさえなければ、なくせれば」

そう思って、感情を抑え込もうとしたり、ないものとしようとするけれども、
「なぜだか、かえってつらく、苦しくなる。」

そんなことはないでしょうか。

感情を抑え込もうとしすぎて、なおさら、自分を見失ってしまう。
自分が何を感じているのかわからなくなってしまう。

そういう状況というのも苦しいものですよね。

感情を出す場面に着目してみる

感情を悪者とすると、それを抑え込もうとしてしまいます。
そうでなく、感情を出す場面に着目してみるという視点は大事だといえます。

そもそも、喜び、怒り、悲しみなど、感情それ自体悪いものではないといえます。

ただ、怒りを相手にぶつけたり、何の関係もない人にぶつけると、その相手や他人とさらにトラブルになってしまう。

また、人を傷つけてしまったという思いで、さらに、複雑な感情になる。

そうして、心も現実もトラブルが起きてしまい、

「怒りは良くない。」
「感情は良くない。」

そういう結論になり、

「じゃあ感情を抑えよう、我慢しよう」

そういう行動に移りたくなるといえます。

一方で、トラブルになるのは、自分の感情を出す場面が適切ではなかったとも考えられます。

相手に不満があって、それを怒りでぶつけると、相手は快く思わないといえます。
何かの勝負に勝って、嬉しいからといって、その嬉しさを負けた人に表現すると、相手は快く思わないといえます。

一方で、日頃の怒りや不満を互いに愚痴という形で友達同士で話して発散させる分には、互いに「日頃の不満を共有し合う場」として認識しているので、問題ないといえます。
また、何かの勝負に勝って、応援してくれる人と喜びを分かち合うのは、問題ないことといえます。

「怒りを感じてはいけない」
「喜んではいけない」

そう思うと、自分の感情を否定することになり、苦しくなります。

そうでなく、
「怒りを感じている。それをどこで、どういう場面で発散させようかな」
「喜びを感じている。それをどこで、どういう場面で表現しようかな」

そんな形で、自分の感情の出す場面を考えてみて、その場面において表現しようとする

その視点が自分の感情をそのまま認めて、心を楽に生きる上で大事だといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠