こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野誠です。
私は、朝食は、ごはんが多い時期とパンが多い時期がそれぞれあるのですが、最近は、パンが多い時期で、ジャムをつけて食べるのを楽しみにしています。
さて、今回は、「感謝する部分を探す」というお話です。
つらい日々
「つらい、苦しい・・・」
そんなことはないでしょうか。
「なぜ自分だけが・・・」
「良いことなんて1つもない・・・」
そう思うと、なおさら苦しいものですよね。
目を向ける場所
つらいときは、どうしても嫌に感じる部分に自然と目を向けている状態といえます。
反対に、できているところ、良い部分は見づらくなっているといえます。
そのため、
「嫌なことばかり起こる・・・」
「自分だけが嫌な目に合う・・・」
そういうふうに、より嫌な出来事ばかり目を向けてつらい気持ちになってしまいます。
そうなると、なんだかいつも嫌でつらいように感じてしまいます。
もちろん、嫌な部分に目を向けたくて向けているわけでもないといえますし、自然とそこに注目してしまうものだと思います。
だからこそ、
「自分が目を向けている場所はどういうところだろうか?」
そこを自分に問いかけることで、どこに目を向けているか認識することは、客観視して心を落ち着ける上で大切だといえます。
つまり、ストレスのかかる生活の中で、いつの間にか、嫌な部分に目を向けているときに、自分へ目を向けている場所を問いかけるというワンクッションを入れてみる。
そうすることで、自分の状態を把握し、つらさを和らげ、修正を図ることにつなげることが大切だといえます。
感謝する部分を探す
そして、心を楽に過ごすには、目を向ける場所を変えることが大切だといえます。
そのための方法として、「感謝する部分を探す」ということが挙げられます。
感謝する部分を探すと良い部分、ありがたい部分に目を向けることができ、目を向けるバランスも良くなってくるからです。
もちろん、現につらいものを無理に感謝する必要まではないといえます。
「こんなことに感謝できない・・・」
そう思ってまで感謝するのは、かえってつらい場合もあるからです。
「これはありがたいな」
「これは少しでも助かったな」
そのように心から思えるものを、ささいなことでも見つけていくのがポイントであるといえます。
感謝する部分を探すことを少しずつ継続して、習慣とすることで、あまり意識せずとも感謝できる部分に目を向けやすくなるといえます。
そうすると、つらいことばかりに目を向けていたものから、感謝できることにも目が向く割合が増えて、穏やかな日々につながっていくといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠