こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
私はお笑いが好きで、テレビでやるコントや漫才の大会を毎年見ているのですが、普段から自分が観ているコンビが出ると、その漫才やコントを楽しむ気持ちよりも、応援の気持ちが勝って、緊張したりすることもあります(笑)
さて、今回は、「時間を気にすることを減らしてみる」というお話です。
自己否定や後悔
「何もできなかった・・・」
「有意義に時間を過ごせなかった・・・」
そんなふうに感じることはないでしょうか。
「さあ、今日はがんばろう!」
そう思ったのに、
「気づいたら、何もしていなかった・・・」
そう思うと、悲しいものですよね。
気になる「時間」
人は、時間を気にして過ごすことも多いといえますし、必要なことだともいえます。
一方で、時間を気にしすぎると、焦りや不安というのが出てくるものといえます。
「なんかしないと・・・」
「有意義に過ごさないと・・・」
そんなふうに、時間に追われる、せきたてられるということはないでしょうか。
時間を気にして、焦りが生まれていなかったかを振り返ってみることは、大切なことだといえます。
仕事でも、プライベートでも、気づいたら、
「時間通りに過ごせたか気にしすぎていたな」
「時間を有意義に使えたか気にしすぎていたな」
そういう気づきにつながるといえます。
特に、何か、具体的な締切に追われているわけでもないのに、
「時間をうまく使えたか気になりすぎる・・・」
「無駄な時間がなかったか気になる・・・」
そんなことがないかというのも、考える価値のあることだといえます。
「今」に目を向ける
そして、焦りを減らすには、今を大切にすることは、重要だといえます。
「夢中になれた!」
「時間を気にしないでいられた!」
それを価値の高いこととすることが良いことといえます。
今まで、
「こんなことに夢中になって、時間の無駄だな」
そう思っていて、それが、
「自分はダメだな」
そのように自己否定したり、
「もっと、できることがあったのに・・・」
そのように後悔や焦りが出てきて、つらくなっている。
その部分を、
「夢中になれた!」
それを評価とすることで、
「だったら、良かったか」
そのように、楽に考えることができます。
また、効率よく時間を過ごせたかをあまり気にしないというのもポイントといえます。
そのためには、有意義なことができたか、生産的な出来事ができたかに焦点を当てすぎないことが大切だといえます。
「この時間で、これだけできた!」
「この時間で、あれこれできた!」
それは、嬉しいことともいえますが、そればかり意識すると、
「全然、何もできなかった・・・」
そういった、できなかったときに、マイナスの影響も出てきます。
そうした過ぎ去る時間に何を生み出せたかでなく、「今」に意識を向けることを増やすことが大切だといえます。
特に、有意義でなくとも、生産的でなくとも、
「今に集中して過ごせた」
それならば、よしとする感覚が大切だといえます。
もちろん、今に集中できなかったからといって、
「あのとき、集中できなかった・・・」
そのように落ち込む必要はないといえます。
そのようにして落ち込むと、同じように、過度に時間の使い方というのをまた意識してしまうといえるからです。
それよりも、
「今は、どう過ごそうかな」
そのように、「今」に意識を向けることが1番のポイントであるといえます。
時間を気にすることを減らしてみる
「なんだかいつも焦りを感じる。」
そんなとき、時間というのを必要以上に気にしていなかったか。
それを振り返ってみて、
「今に集中できた」
それを良しとする。
「効率よく時間を過ごせたか」
「有意義に時間を過ごせたか」
それは、あまり評価の対象としないことにする。
そして、1番は、「今」に意識を向けてみる。
そのことで、のびやかに、日々を暮らすことにつながるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠