望まぬ役を引き受けるつもりになってみる

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

最近、北海道に生息する小鳥の「シマエナガ」のグッズをお店でよく見かけます。
かわいいグッズを見ていると、実際の「シマエナガ」も、是非一度見てみたいなという気持ちになりました。

さて、今回は、「望まぬ役を引き受けるつもりになってみる」というお話です。

自分を苦しめる日々

「こう思われたくない」
「こんな自分にはなりたくない」

周りからどう思われているか気になったり、自分が嫌だと思う自分にはなりたくなかったりして、こんなことを考えていることはないでしょうか。

そして、
「言いたいことが言えない」
「ダメな自分を否定してしまう」

そうして、窮屈な思いをしたり、自己否定が日常的になっていく。
そうすると、つらく苦しい気持ちになっていくものですよね。

自分で選べない役

自分が周りにどう思われるか。
すなわち、自分が周囲との間でどんな役柄であるか。

それは、選べるようで選べないものです。

そして、選びたくなるのもまた人間であるといえます。

「こんなふうに思われたい」
「こういうふうには思われたくない」

少なからずそうした思いを抱えながら振る舞ったりすることがあるかもしれません。

一方で、それでも、
「こんなふうに思われてしまった」

そういうふうに、意図せず、自分の役柄が決まってしまうことというのが多いのではないでしょうか。

たとえば、出世を望んでいる人がいるとして、出世すれば、その人は、嬉しく感じるかもしれませんが、ライバルにとっては、疎ましく感じるかもしれません。

出世して、忙しくなることで、家族で過ごす時間が減り、家族から、かえって、よく思われないかもしれません。

そういう形で、自分にとって、嬉しいと感じることがあった場合ですら、他の人との関係では、嫌な存在と思われる場合も同時にあります。

望まぬ役を引き受けるつもりになってみる

たしかに、理想の自分に向かって歩むことは大切です。

一方で、なりたくない自分であることを否定したり、ないものとしたりし過ぎると、余計につらくなったり苦しくなります。

そのため、「望まぬ役を引き受けるつもりになってみる」という視点は大切だといえます。

「優しいと思われたいけれど、冷たいと思われている」
「何でもできると思われたいけど、反対に、ほとんど何もできない」

そういうふうに、
「こう思われたいけれど、こう思われている。」
「現実は、こうだ。」

そうなると、たしかに、ショックを受けます。

ただ、一方で、

「どう思うかは、そもそも相手の都合だ」
「今は、冷たい人でいいか」
「今は、何もできなくてもいいか」

そういうふうに、「望まぬ役を引き受けるつもりになってみる」
そうすると、心にゆとりが生まれます。

「こうなりたいけど、今は、これでもいいや」

そのように開き直る気持ちとなると、

「こう思われてはいけない」
「こんな自分はダメだ」

そうした窮屈な感覚や自己否定を多く減らすことができ、心が楽になることにつながるといえます。

「こう思われたくない」
「こういう自分は嫌だ」

その思いによって、かえって、つらく苦しいときは、
「望まぬ役を引き受けるつもりになってみる」という視点を意識してみる。

その視点により、
「こう思われてもいいや」
「今は、こういう自分という役になろう」

そんなふうに、つらさや苦しさを減らすことにつながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠