空の巣症候群って?~心理カウンセラー日常を考える

こんにちは、『カウンセリングこころの羽 札幌篠路店・札幌中央店』の心理カウンセラーしみずこうこです。

最近ニトリや100円均一のお店で見かける風景のひとつ、私と同年齢らしきお母さんとそのお子さんの二人組。
色々相談しながら、食器や調理用具、生活用品を揃えています。
あ!今年もそんな季節。

大学進学や就職で春から新生活を送る子供達が、親元を離れていく季節です。
子供が家から巣立つ時がきても「私は絶対に寂しくならない、あ~せいせいしたって思うから」。
そう断言していましたが、そんな私でも「もしかしてこれが空の巣症候群?」と感じることも…。

『空の巣症候群』とは、子供が成人し、自立した後に親が感じる寂しさや喪失感などの感情です。
今回は『空の巣症候群』の対処方法をいくつかご紹介したいと思います。

何はともあれセルフケア

まずは、大変な育児を毎日頑張ってきた自分自身を労いましょう!
十分な休息と適切な食事、適度な運動をプラスアルファする習慣を意識してみませんか?
年齢的にも体の変化や体力の衰え、受け入れたくないけど若い時とは違ってきたのは事実です。
お子さんの学費等、出費が落ち着いたら自分へのご褒美としてネイルやヘアケアもいいですよね。
しみずも自分自身の美容代なんて、もったいないと思っていました。
ずっとロングヘアでした。
伸びてきてもゴムで縛ればなんとかなるので、美容室も年に2回いや1.5回くらいかな。
しかし最近は、髪を結ぶと白髪が目立つ、潤いも無くてパサパサしているのも気になる(>_<)。
「これではいけない、人と向き合う仕事だし、ヘアケアは必要経費」そう自分を説得し3か月に1回、
髪を染めて美容室のトリートメントをしてもらうようになりました。
白髪も目立つ前に染め、定期的にカットしてもらうようになると、年々長さが短くなり今ではすっかりキノコちゃんヘア。

新たな関心事を見つける

子供の成長に伴って、自分ひとりの時間が増えていることに気が付きます。
しみずの場合、子供達が小学校から野球を始めた為、少年団、クラブチームの応援やお手伝い、高校になると試合観戦。
楽しみでもあったのですが、自分の時間との調整にはいつも悩みどころでした。
その制約がなくなるのなら、仕事や興味のあることを追求する、習い事など新しい事へのチャレンジすることも悪くない。
時間とエネルギーの方向を自分自身へ向けるだけでも、意識の変化が現れるのではないのでしょうか?
新しい活動や習い事、スポーツ、学習などにチャレンジそして没頭することで、気持ちをリフレッシュさせることができます。
趣味のグループやコミュニティで、新しい出会いや繋がりの可能性も広がりますよね。

子供とのコミュニケーションを維持する

子供が自立した後も、親と子の繋がりが全く無くなるわけではありません。
メール、電話、ZOOM等のコミュニケーション手段の選択はたくさんあります。
直接のやり取りを億劫がるのなら、SNSなどを利用してお互いの様子を写真などで確認できれば、元気にしているなと安心ですね。
適度な距離感で子供の様子を確認できるのもSNSのいいところ。
これを機会に、苦手だったSNSへの挑戦はどうでしょう?
また、子供の定期的な帰省や旅行の計画は、コミュニケーションの維持と日常の変化を楽しむこともできます。

カウンセリングを利用する

それでも寂しさがぬぐえない場合は、カウンセリングを受けるのも1つの手段です。
『空の巣症候群』は人によって体験の度合い、感じ方が異なるため、個々の感情や状況に応じた対処方法を見つけることが重要になってきます。
まずは今の寂しい気持ちを聞いてもらう、自分の言葉で話すことによって感情が明確化され、感情の整理がしやすくなります。
そしてあなた自身の対処方法を見つけていきませんか?
私達こころの羽のカウンセラーがサポートをさせていただきます。
自分の人生、楽しみましょう!

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『カウンセリングこころの羽 札幌篠路店・札幌中央店』の心理カウンセラーしみずこうこでした。