環境を変えることに意識を向けてみる

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、ボードゲームが好きなのですが、みんなで協力して1つの目的を達成させるというタイプのボードゲームの中では、みんなが花火師になって、たくさんの花火を打ち上げることを目指す花火というボードゲームが面白いなと思います。

さて、今回は、「環境を変えることに意識を向けてみる」というお話です。

ストレスの溜まる毎日

木々と道

「ストレスが多くて、つらい・・・」
そんなことはないでしょうか。

次から次へたくさんのストレスが押し寄せると、

「いつになったら疲れが取れるのだろう・・・」
「いつになったらゆっくりできるのだろう・・・」

そんな感覚にもなるものですよね。

つらさの原因となる環境に目を向ける

「つらい・・・」
その一因には、環境があるといえます。

誰だって、自分に合わない環境にいればつらいものですよね。

一方で、周りの人は、その環境でなんともなかったりすると、

「自分がおかしいのかな・・・」
そんな気にもなってきます。

ただ、大事なのは、自分にとって合う環境かどうかです。

また、
「ここでやっていけないと他でもやっていけない・・・」

そう考える場合もあるかもしれません。

一方で、現に、この環境で、つらさ、苦しさがある。

そうであれば、まず、そこから離れて回復することも1つの方法であるといえます。

もちろん、その環境でどう過ごすかという考え方も大切ですが、その環境からいかに離れるかも同じように大切だといえます。

環境を変えてみる

晴れ渡る空と道

今の環境だと、ストレスの量が、到底、ストレスを解消する量よりもすぐに上回ってしまう。

また、現に、気持ちや体に症状がでている。

そうならば、環境を離れることで、ストレスを減らすことは大事になってくるといえます。

もちろん、
「今の環境でがんばらなければ」
そういう気持ちもあるかもしれません。

そうだとしても、一旦、環境を変えて、回復してから、再度トライするという方法でもよいといえます。

いずれにしても、今の環境で、対処できないほどのストレスがあるならば、環境から離れるというのが大事だといえます。

もちろん、それが難しい場合もあると思います。

そうした中でも、変えられる環境は変えてみるということが大切であるといえます。

たとえば、
「もっと1人でいる時間が欲しい」

そんなときは、1人でいられる時間、空間を増やすための行動をしてみると、その点で、環境が変わったといえます。

反対に、
「もっと誰かといる時間が欲しい」

そんなときは、誰かといられる時間、空間を増やすための行動をしてみると、その点で、環境が変わったといえます。

そのように、小さくても、変えられるものは、変えてみる。

そうすることで、ストレスのあるままの環境から少しでも別の環境へ移行するということが心を楽に過ごす上で大切だといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠