こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。
先日、伊豆高原にある断食リトリート施設「やすらぎの里」で、「健幸脳リトリート」なる1泊2日のセミナーが開催されたので、直感でピンときた小田が参加してきました。
このやすらぎの里には、10年以上前からお世話になっていて、中央店や篠路店の過去ブログにも滞在記を投稿しています。
やすらぎの里滞在記は、こちら→
基本的には1週間滞在して、断食や食滋養などを行う場所ですが、やすらぎの里の利用者さんには、各界の著名人や出版関係者などもいて、さまざまなご縁から1泊2日のコラボセミナーが開催されることがあるのです。
講師は、1990年にクリニック内に日本初の健康外来を創設した横倉恒雄先生で、「脳疲労」という概念や医療現場でアロマをいち早く取り入れて、国連からもその功績を表彰されています。
また、クリニック開院時から毎日、クリニック入口の黒板とブログやSNS で「今朝の院長の独り言」を発信し、数々の書籍も出版されています。
横倉先生の健幸外来サロンは、こちら→
先生のお人柄で集まった、「ブレインビューティー」のスタッフさんからの骨調整とボイスセラピーを体験し、横倉先生からの健康脳の作り方のお話を伺うなど、盛りだくさんな内容でした。
横倉先生ご自身は、ガンのステージ4の中、診療業務を行い、ジム通い、茶道、デートなどを心から楽んでいる笑顔が素敵な方でした。
◆脳疲労度チェック
健康脳の作り方講座では、現状の脳疲労度をチェックしてから講座が始まりました。
その一部をご紹介しますので、みなさんも是非チェックしてみてください。
ここ2~3週間の状態について、「ほぼ当てはまる」場合は2点、「どちらともいえない」場合は1点、「ほぼ当てはまらない」なら0点として、以下の①~⑮の設問に答え、合計点を計算してみましょう。
① 気持ちが沈んで憂鬱な気分になることがありますか
② 夜、眠りが浅かったり、朝早く目覚めることがありますか
③ 自分を必要以上に責めてしまうことがありますか
④ 普段から寝つきが悪いですか
⑤ 食事を単に習慣で食べていたり、美味しくないと感じることがありますか
⑥ 以前楽しかったことが、楽しくないと思うことがありますか
⑦ 会社や友人、家族との付き合いが面倒になることがありますか
⑧ 便秘がちになることがありますか
➈ ぼんやり考えこんで、決断することが鈍くなっていると感じますか
⑩ 身体を使わないのに、疲れを感じることがありますか
⑪ 外出がおっくうになることがありますか
⑫ 仕事や家事が面倒くさいと思うことがありますか
⑬ ときどき、やたらに不安になることがありますか
⑭ 本や文字を読んでもすぐに理解できないことがありますか
⑮ イライラすることが、たびたびありますか
◆脳疲労度はいかに?
合計点が10点以内で「軽症」、11点から20点であれば「中等症」、21点から30点であれば「重症」の疲労度です。
いかがでしたか?
小田は、10点でしたので、ギリギリ「軽症」の範囲内でしたが、振り返ってみると、うつの時は、重症だったなぁと思い当たることばかりです。
横倉先生曰く、健康づくりで「してはいけないこと」として、以下の5つをあげていました。
1 腹八分目
2 栄養バランスを考える
3 適度な運動と休養
4 規則正しい生活
5 医者の言うことを聞くこと
えええええーーーー( ゚Д゚)
健康づくりで「するべきこと」の間違いなんじゃ?とツッコミたくなりますが、これがキモなんだそうですよ、みなさん。むむむ。
◆五感を働かせよってことですね
情報過多や人間関係、仕事や家庭のストレスが多い現代社会では、多くの人は物事の判断を「理性」に頼るので、脳には余裕がなくなっています。
五感が働かずに感性が貧弱になって、ストレスを必要以上に強く感じてしまい、様々な身体的症状の原因になる状態が「脳疲労」なのです。
横倉先生はクリニックに来た患者さんに「ここに来る時に、風はどちらから吹いていましたか。」とよく聞くそうですが、日々の生活の中で、五感を大切に扱って、鈍くなった五感を心地良く刺激して、脳を「快」にすること、すなわち「まずは自分を一番大切にする」ことが、疲労脳から健幸脳への転換につながるとおっしゃっていました。
言うだけではなく、ご自身がそれを実践されていることが良く伝わるセミナーでした。
やっぱり、言うことじゃなくて、やることが大切なんだよなぁ。
激痛に涙が浮かんだ「骨調整」、自分の声で骨振動を生み出して脳に刺激を与えた「ボイスチューニング」体験については、篠路店のブログに載せたいと思いますので、たまに篠路店のブログものぞいていただけると嬉しいです。
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『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実