HSPについて㉒~秋のおススメ漢方

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。

先日、5年ぶりの免許更新に行ってきました。
今回の更新用のはがきには、「写真の持ち込みが可能」との記載が。やった~。
数年前から写真の持ち込みが可能になっていたのですね。

昨年の9月に、警察庁が都道府県警察に対して「不適切な写真の例を見直すと共に、受理できない場合は理由を明確に説明する」という通達を出したらしく、以前より持ち込み写真の基準が緩やかになったようです。

北海道警察の免許用写真の基準はこちら

運転免許の写真って、じっくり身なりを整えている余裕もないままの撮影で、目を閉じているなどの事情がない限り、撮り直しがきかない一発勝負のプレッシャーがありますよね(;^_^A

私はペーパードライバーなので、身分証明書としての使用のみで、マイナンバーカードも持っているので、もはや身分証明書としても使用する機会が減ってきたのですが、

1 前髪や身なりを直前にしっかりと整えたい自分の気持ち
2 「いいよ。どうせ大して変わんないんだからさ」と思っているかもしれない係員の人の気持ち
3 後ろに並んでいる人の気持ち
を勝手に想像して、もんもんとしつつも、焦りがちになるのです。

たまたま証明用の写真を別の用事で撮っていたので、初めて持ち込み写真での更新にチェレンジしてみたのですが、持ち込み写真だと即日交付にはならず、仕上がりに三週間かかるそうなので、ドキドキしながら待つことにしました。

今回は、暑さ寒さに敏感なHSPさんにとって、自律神経が乱れやすいこの時期におススメな漢方についてです。
※出典 横浜にあるHSP対応可能な漢方薬店「がじゅまる」さん著「HSPをささえる漢方セルフケア」

お一人お一人体質は違いますので、実際に服用する際には専門家に相談していただくようお願いいたします<(_ _)>

◆秋バテにおススメな漢方

最近、私の友人や家族から、何だか体調がすぐれなくて、病院で検査しても異常はなく、漢方を飲むようになったという話をよく聴きます。

私が担当するご相談者さまも、約8割の方がHSP気質を持っているので、さまざまな不調をお聴きする機会が増えました。

秋バテは、身体のだるさ、食欲不振、不眠など、夏バテの症状と大きな違いはありませんが、朝晩と日中の寒暖差、低気圧などの影響が加わることが一因で、漢方では、「脾(胃腸)」の働きが悪く、「気=体のエネルギー」をうまく作れないタイプの方が秋バテになりやすいと考えられています。

秋に採れた旬の食材には、大地のエネルギーがたっぷり含まれています。
さつまいも、じゃかいもなどのいも類、しいたけやしめじなどのきのこ類、にんじんやごぼうなどの根菜類、新米や雑穀などの秋の食材は特におススメです。

疲れやすいHSPさんは、香りやうま味も豊富で、「気」を補ってくれる秋の食材が多く使われているカレーやシチュー、煮物などをおかずに、新米などをいただいてみるのはいかがでしょうか。

秋バテにおススメの漢方薬
★「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」→胃腸の働きが悪く、食欲もなくて疲れやすい方
★「香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)」→気分が沈みがちで、胃腸が弱く食欲不振がある方

◆食べ過ぎにおススメな漢方

逆に、ついつい食べ過ぎてしまう方も多い季節。
秋が深まるにつれ、気温が下がってくると体温維持のためのエネルギーが必要となるので、食欲が増してしまうのです。

漢方での食べ過ぎは「胃熱」と言って、胃に熱がこもり消化機能が必要以上に活発になって、食べても食べてもお腹が減ってしまうことが原因と言われています。

また、ストレスによって気が滞っている「気滞」の方も、一時的にストレスから離れられるので過食になりやすいのです。

HSPさんは、どちらかというと「胃熱」は少なく「気滞」による食べ過ぎが多いようです。

まずは、散歩や運動、カウンセリングなどでストレスを発散させつつ、日々の食事や間食の取り方についても見直してみませんか。

食べ過ぎにおススメの漢方薬
★柴芍六君子湯(さいしゃくりっくんしとう)→ストレスに弱く、イライラすると食べ過ぎてしまう方
★抑肝散陳皮半夏(よくかんさんちんぴはんげ)→イライラしているが、十分にストレスを発散できず食べすぎてしまう方
★逍遥散(しょうようさん)→生理前に特に食べ過ぎてしまう方

◆薬に敏感な方へ

HSPさんは、薬に敏感に反応する体質の方が多く、西洋の薬は効きすぎてしまうことがあります。

小田の場合、15歳未満の使用量で十分な場合が多く、2錠飲む場合は、まず1錠で薬の効き方を見るようにしていますし、薬の副作用が出やすい体質なので、「お薬手帳」の「副作用歴」には、薬剤名とグラム、発症の時期と症状をしっかり書き込んでいます。

なにより大切なのは、薬を飲まなくてもいいように、心身ともに健康な状態を維持すること。

私の場合は、ヨガや水泳などの運動、日記でのアウトプット、美味しいものを食べて、行きたい場所に行くことがその秘訣のようです。
みなさんのおススメは何ですか。
ぜひ教えていただけると嬉しいです(^.^)

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『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実