カウンセリングを身近に…正解がないからこそ自分にあった通い方を

こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉です。

札幌も春本番。街のあちこちで花が咲き始め、外を歩く足取りも軽くなりますね。

コロナ禍以降市内の公園で花を観賞するのが趣味の一つになり、中島公園の桜を皮切りに先日は平岡公園まで足を伸ばして梅を見に行ってきました。

夕方近くだったこともあり、風はひんやり感じることもありましたが、青空に映える紅色の花にこころがなんとなくフワッと和みました。

遊歩道を歩いているとほんのり梅の香りがして、春到来をしみじみ感じるひとときを過ごしました。

これから北海道でも本格的なお花見シーズン。

私としては楽しみが増える季節でもあります。

新しいシーズンの始まりは心に余裕が生まれたり、反対に「新年度の疲れ」がふと出てきたりする頃でもあります。

そんなタイミングだからこそ、「自分に合ったカウンセリングの受け方」を見つけてみるのもおススメです。

今日は、カウンセリングに通う効果的な頻度について書いてみようと思います。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

◆カウンセリングに通うの効果的な頻度とは?

カウンセリングって「どのくらいのペースで通えばいいんだろう?」という疑問を感じることはないでしょうか。

クライアントさんから「どのくらいのペースで通えばいいですか?」とご質問を受けることもあります。

カウンセリングに通う頻度は人によってさまざまです。

実際、週に1回を基本にする方もいれば、2週に1回、月に1回というペースで通う方もいます。

大切なのは、「今の自分にとってどんなサポートが必要か?」を軸に考えることです。

もちろん。「長く通わないと意味がないのかな?」と思う方もいるかもしれません。

でも実は「一度だけで話してスッキリしたい」「今のモヤモヤを整理したい」という使い方も「アリ」なんです。

話すことで気持ちが軽くなったり、考えがまとまることもあります。

そんな風にその時の自分に必要な使い方を選べるのが、カウンセリングの良さだと思います。

◆継続的に通うことの意味

カウンセリングを経験して「気持ちが楽になった」とおっしゃっていただくこともあり、カウンセラーとしてはとてもうれしい言葉でもあります。

ですが、確かにその時はスッキリしたけど、しばらくするとまた同じ悩みに戻っている。

ということはありませんか?

そんな時、「やっぱり自分はネガティブな性格なんだ」と自分を否定するのはとてももったいないこと。

なぜならカウンセリングというのは「今感じている気持ちや思考を整理」するだけでなく、「その背景にある考え方のクセ」や「無意識のパターン」にも気づきアプローチしていくというプロセスもあるからです。

定期的に通う中で、少しづつ気づきが深まり、変化が積み重なっていく。という効果もあります。

◆気分や状況に合わせて調整していい

もちろん。常に同じペースで通う必要はありません。

調子が安定してきたら頻度を減らすこともできますし、逆に「最近やけにしんどいな」と感じる時期は通う間隔を詰める選択もアリです。

通う頻度を自分で選べる。ということが「自分を大事にする」「自分で決める」の練習になり、少しずつ自己効力感を高めることに繋がることもあります。

「しんどい時は無理をしない」という感覚を自分の中に取り戻す場として使ってみるもの良いのではないでしょうか。

◆「通い続けること」が自己理解につながる

人間関係に悩んだ時、自分を責めてしまった時。

定期的にカウンセリングに通っていると、「また同じことで悩んでいるな」と気づいたり「前よりも落ち込みが浅くなってる」といった小さな変化に気づくことがあります。

こうした気づきの積み重ねが、「私はこういう人なんだ」「こういう時に不安になりやすいんだ」という自己理解につながり、自分を客観的に見られる力が少しずつ芽生えていきます。

通う頻度に正解はありません。

ですが、「自分の変化を感じられるペース」で継続してみることが、深い癒しにや気づきを生む鍵になるのではないでしょうか。

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『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』でお待ちしています。 稲葉 彩