こんにちは。札幌市の中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。
今回のブログのテーマは“ストレスを味方につける?!”、ということで、自分の敵であると思っているストレスを味方に少しでもつけることの出来る方法を記載していこうと思います。
あくまでも例であるので、これをやったから絶対ストレスがなくなるという訳でもありません。
参考程度にしていただければと思います。
ストレスを軽くしてみようパート1
現代はストレスの多い時代であると言われています。
情報の流通量も、移動速度や日常生活、仕事の処理なども全てがスピードアップしていて、常に脳に刺激が加わっています。
またコミュニケーションが発達したことで、四六時中他人とのやりとりが求められ、気が抜けず、緊張状態が続きます。
そんな中で余計なストレスを少しでも軽くするために良い方法と言われていることを紹介していきます。
まずひとつめは、1日30分、ゆっくり本を読む
これはイギリスのサセックス大学の研究によると、読書をする人はしない人に比べて、ストレスが68パーセントも低下するという結果が出ました。
なんとも高い数字ですね(笑)
ちなみに読むスピードは速読ではなく、スローリーディングが推奨されています。
ゆっくり読む方がストレスは軽減されると言われています。
どんな本を読めば良いかというと電子書籍ではなく、紙の本、それもフィクション系の本がおすすめです。
登場人物に感情移入して読むことで共感力が高まり、現実でも話す相手の気持ちや言ってることがよく分かるようになります。
そしてコミュニケーション能力が高まるのです。
ストレスのほとんどは人間関係に原因があるといっても過言ではないので、コミュニケーション能力の向上はストレスの軽減につながります。
ちなみに私も夜寝る前に読書を30分程することを日課としています。
フィクションの物語を読んでいることが多く、ベッド横には本が散乱しています(笑)
ストレスを軽くしてみようパート2
ふたつめの方法は、思ったことや感情を紙に書き出すことです。
ストレスはほとんどの場合、「自分をよく見せよう」「自分の感情を抑えよう」といった自分の認知と判断にギャップが生じることで起こります。
それを繰り返していくとメンタルが弱くなり、ストレスが溜まっていくので、自分の感情を素直に紙に書いて吐き出すことが効果的です。
これはエクスプレッシブ・ライティングと言われ、研究されている機関も多くあります。
一日最低8分はこれをすることで効果が徐々に出現してくると言われています。
紙に書くことによって、「自分はこういうことを思っていたんだ」「こんな感情を抱いていたんだ」ということが分かります。
このように自分の感情と向き合うことで、その感情を受け入れやすくなっていくのです。
その後、しばらくたってから見直してみることも効果的です。
見返していくことで、「こんなことで悩んでたんだな」「くだらないことだったな」と気が楽になっていくのです。
ちなみに私は日記をつけて、自分のその日の感情を見える化していたこともあります。
その日記をたまに見返して、少しずつ成長していることを実感してます(笑)
ストレスを軽くしてみようパート3
最後の方法は、自然(緑)と親しみをもつことです。
心身のストレスは5分程度自然の中を歩くだけで、軽減するという研究結果もあるくらい効果的です。
ちなみにこの方法は集中力が切れてきたときにも、とても効果的な方法です。
自然が近くにない場合は、自宅に観葉植物を置いてみることも効果があります。
ちなみに気分転換にスマホをいじる人が多々いますが、これはストレス軽減できる方法とは言えません。
むしろ集中力の回復ではなく、さらに集中力を使っていることになってしまいます。
集中力の回復には軽い運動(ストレッチ)か散歩が効果的です。
集中力を回復させる作業をしていくと、自然にストレスも軽減されていきます。
また、どうしてもスマホを見てしまうのであれば、待ち受けを楽しかった思い出の写真やペットの写真などにすると良いです。
自分の楽しかった思い出を具体的にイメージをすぐに出来るものにしておくことで、ストレスを軽減することが出来ます。
ちなみに私の待ち受けは去年行った大阪・京都旅行の写真。
母の待ち受けは愛犬の写真。
こんな簡単なことでも人間はストレスを少しだけ軽減させることが出来るのです。
今回はストレスに着目して根拠があると言われているストレスを軽減する方法を紹介してみました。
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『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未