育児や発達障害のお子様についてお悩みも…

こんにちは。札幌市の中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。

3日間のお休みを頂きまして、温泉旅行に行ってきました。
北海道は本当に温泉がたくさんありますし、どこに行っても大満足できます。
次に狙っている温泉は白老、阿寒。ゆっくり出来る宿で非日常を味わうことも大切な息抜きのひとつであると感じました。

さて、今回は育児や発達障害のお子様についてのお悩みに対するカウンセリングについても少しだけ触れていきたいと思います。

療育センターで発達障害のお子様との関わり、その後デイサービスでのグレーゾーンと言われているお子様とご家族との関わりを生かしてカウンセリングで行えることを考えていきたいと思います。

ふたつの手

誰かに分かってもらいたい…

私は育児の経験はありませんが、育児やお子様の悩みに対して、一番多いものが“誰かに分かって貰いたいけど、分かってもらえない”ことであると感じています。

女性は脳の構造からも、コミュニケーションに対して“共感”を求めることが多いと言われています。

そのことからも分かる通りに、育児の不安や発達障害のお子様に対しての悩み等を聞いて貰い、理解して貰いたいという部分が一番最初に大切なことであると感じています。

カウンセリングの中で、お子様の悩みだったり、今まで我慢していたことだったりを話して頂いて、今心の“コップ”から溢れているストレスの水を排水溝に捨てることから初めていくことが重要です。

その機会があるだけでも、誰にも聞いて貰えない状況よりは、水(ストレス)は減っていきます。

療育センターやデイサービスでは、特に母親がお子様の対応に悩んでいる場面が多々見受けられました。

その中でも特にグレーゾーンと言われている確定診断を中々つけることの出来ないお子様を育てているお母さんたちは、どうしたら良いのか分からず、考え込んでいる様子も多かったです。

2人の子供

ストレスコーピングを身につけることも…

育児でストレスが溜まり、どうしようもなくなった時…子供に強く当たってしまうということもあるかもしれません。

そんな中でストレスの水を減らしていくには、“ストレスコーピング”というストレスが溜まった時の対処方法を見つける必要性があると思います。

現に私の友人は、2歳の子供を育てていますが、仕事をしながら自分の好きなアーティストのライブに行ったり、友達と飲みやランチに行ったりして、ストレスを発散しながら生活しています。

彼女も最初は中々旦那さんに協力をしてもらえず、頼ることもできなかったと話していましたが、自分が辛くなる前に話すことも大切だと感じ、そこから頼ることが出来るようになったと話していました。

平日のストレス発散として、好きな音楽を聴く時間を作ったり、美容に少しだけ力を入れてみたり、好きな雑誌や本を読んでみたり…自分なりのストレス発散方法を見つけて、楽になったみたいです。

一時期は辛い時期もあり、彼女の笑顔を中々見ることが出来ませんでしたが、今は時間に制限はあるものの、楽しく過ごしているみたいです。

このことからも、育児の不安やストレスに対しては、ストレスコーピングの考え方が重要であると感じます。

赤ちゃんとふたつの手

発達障害のお子様についても…

発達障害のお子様は両親の仲にすごく過敏に反応してしまいます。
どちらかがストレスの水が溢れているだけでも、お子様は分かってしまい、ひどい時は自分を責めたりしてしまうこともあります。

自分自身のストレスコントロールは必要不可欠であると思います。
そして発達障害のお子様のことを中々話せずに居て辛いという方もたくさんいらっしゃると思います。

その点では、私の作業療法士としての知識を使いながら、お子様との関係性についても一緒に考えていけることが出来ると感じています。

また大切なのは、旦那さんとの関係性もあると思います。
その点もどのようにしていけば、上手くいくのか、心理学の視点からもお話していきます。

実際に『カウンセリングこころの羽』は、ご夫婦のカウンセリングにも幅広く対応していますので、気軽にご利用頂ければと思います。

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未