人の目が気になるとき、その「人」を厳しい人から優しい人へ

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

こないだ、スープカレーを食べました。
辛さを選ぶ際、辛さは好きですが、得意だったり強くはないので、辛さは、かなり控えめにして注文しています。
スープカレー自体は、とても好きなので、また食べたいなと思います。

さて、今回は、『人の目が気になるとき、その「人」を厳しい人から優しい人へ』というお話です。

人の目が気になる日々

「人の目が気になる・・・」
「どう思われるのが不安・・・」

そんなことはないでしょうか。

そして、

「人と関わること自体が、嫌になる・・・」
「人から嫌われるのが怖い・・・」

そうした怖さや不安により、
「すべてが嫌になってしまうくらい、つらい・・・」

そうした思いを抱えると、とても苦しいものですよね。

厳しい人ばかりだと、つらい

人の目が気になる要因として、その「人」が、すごく厳しい人を想定しているということが考えられます。
人の目、周りの目というと、一見、妥当で、一般的な周りの目を想定していそうなイメージもありますよね。

しかし、実は、こんな周りの目を想定していたりはしないでしょうか。

「少しでもミスしたら批判をする人」
「完璧にできていないと、認めない人」

そうだとすれば、かなり、つらい気持ちになってしまうのも自然といえます。

なぜなら、そうした厳しい人に目をつけられないように、

「今、なにか自分はおかしいところがあるのではないか」
「不完全な自分がばれたら、嫌われてしまうのではないか」

そんなふうに、あらゆることが不安の種になり、日々の暮らしがしんどくなっていくからです。

「人」を、厳しい人から優しい人へ

そう考えると、
どういう人を周りにおいているかを考えてみて、

「厳しい人を設定しすぎていたな」
そう思った場合は、まずは、それが、つらさの原因の1つと把握できます。

そう知ることができただけで、少しだけ気持ちは和らぐといえます。

その上で、人の目として、

「もっと現実的な人を想定してみる」
「もっと優しい人を想定してみる」
ことは、大事だといえます。

「多少の失敗は気にしない人」
「不完全な部分も、受け入れてくれる人」

そんな人の目ならば、あまり気にしないのではないでしょうか。

一方で、なかなかそんなふうに、設定を変えられない場合もあるかもしれません。

「そうはいっても、厳しい人の目が特に気になる・・・」
そうともいえるからです。

そういうときは、過去において、身近にいた家族や他人からどのような影響があるかを振り返ることは大事といえます。

「待てよ・・・厳しい人を想定してしまっているのは、あの人の影響が大きいな」

そうした発見があれば、
「だから、厳しい人の目を想定してしまっているのか!」
というように、なぜ自分がその想定をしているかに気づくことにつながります。

そして、たしかに、過去においては、その人の目を気にする必要があったかもしれませんが、今はどうなのかを考えてみる。

そうすると、
「今、関わっている人たちは、そんなに厳しい人でないよな」
ということであれば、もっと現実的な他人の目を想定するように入れ替えてみる。

また、
「知らず知らずのうちに、昔の厳しい人相手の接し方で、今もいろんな人と接して、結果的に、苦しくなっていたな」
ということであれば、今に適したもっと優しい他人の目を想定するように入れ替えて、その日々を積み重ねてみる。

もちろん、簡単なことではないとはいえますが、

「人の目が気になる・・・」
ということに苦しむ場合に、上記の流れで考えてみることで、

「厳しい人を想定しすぎていた」
「今は、そんな厳しい人を想定する意味ないな」
というような気づきを生むことで、楽に過ごすことにより近づくといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠