回り道も良しとして、自己否定を減らす

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

数年前に、初めて寄席を観に行きましたが、落語はもちろん、漫才や紙切りなどすべてが面白く、楽しかったです。
演劇やミュージカルなど含め舞台というのは、観に行くと必ず面白いなと感じるので、また、是非、寄席も行ってみたいなと思っています。

さて、今回は、「回り道も良しとして、自己否定を減らす」というお話です。

自己否定の毎日

「自分はダメだ・・・」
そのように自己否定することはないでしょうか。

その中で、
「あれをやらないと」
「これをやらないと」

そうは思うものの、気づいたら、

「何もできなかった・・・」

そうした、やることが進まない日々が、

「自分はダメだ・・・」

そう思わせている1つの要因といえるかもしれません。

回り道でもいい

なんだか、やると決めたことをできないと、
「進んでいないな・・・」

あるいは、全く別のことをしていると、
「回り道をしているな・・・」

そんな感覚になるかもしれません。

一方で、決めたとおりにやることが自分の近道なのかというふうに問うことはできます。

そうすると、
「計画通りにできれば、それが1番ということもないな」
「無理して計画通りやったけれど、そんなことする必要ないということはよくあるな」

そういうふうに、必ずしも計画通りにできることが1番ではないということができます。

また、回り道がすべて無駄なのかと問うこともできます。

「回り道だからこそ経験できることもある」
「回り道からつながる道もある」

そういうふうに、回り道でもいいということもできます。

その時の自分に任せてみる

また、たとえ、計画通りにできなくても、

「今日できたことが、やるべきことだった」
「できなかったことは、やるべきことでなかった」

そういうふうに、思ってみる。

その時の自分に任せてみる。
そんな感覚を持つことも大切だといえます。

計画通りが1番の近道なわけでもなく、たとえ回り道だったとしてもよい。
それならば、その時の自分に任せてできたことだけを肯定する。

それくらいの緩やかな感覚でいることで、計画通り行かなくても、
「まあ、いいや」
そんなふうに、楽に過ごすことにつながるといえます。

簡単にできることだけ目標にする

そうはいっても、
「まあ、いいかなとは思えない・・・」
「やっぱり、できないことばかりが目についてしまう・・・」

そう思う場合も、もちろんあるといえます。

そんなときは、本当に簡単にできることだけ目標にすることが大事といえます。

簡単にできることというのは、苦労せずにできるため、
「今日もできた!」
「また、できた!」

そういうふうに、自信につながります。

そういうふうに工夫することで、自己否定を減らすということも大事だといえます。

わざわざできなさそうなことを計画したり、自分自身を過信しすぎて無理な計画を立てる。

それで、できなくて落ち込んでしまうよりは、
「簡単すぎないか?」
そう思えるくらいのことを目標としてやってみる。

簡単すぎると思えることでも、続けていくのは、十分すごいことといえます。

そのため、そうした簡単にできる計画を立てて実行して、
「今日もできた!」

それを積み重ねることが心を楽に過ごす上で大切だといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠