失敗ありきで過ごしてみる

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

一時期、友人とクレーンゲームをしに、よく遊びに行ってました。
取れるか取れないか、もうちょっとで取れそうというのがとても面白いです。
また、是非、クレーンゲームで遊びたいなと思います。

さて、今回は、「失敗ありきで過ごしてみる」というお話です。

失敗したくない気持ち

和室と庭

「また失敗してしまった・・・」
「あの失敗がなければ・・・」

そんなふうに、失敗に対して、嫌な気持ちが起こることはないでしょうか。

「あれさえなければ・・・」
「迷惑をかけてしまった・・・」

そういうふうに、失敗によって良くない結果になったり、迷惑をかけたりすると、余計に、悔やまれるものですよね。

失敗しないというのは、難しい

「失敗しないように」
そう思うけれども、わかっていても失敗したりするのが通常とはいえるのではないでしょうか。

「わかっていてもできない」
「そもそも見落としていた」
そういうふうに、いくら気をつけていても色んなことが起こるものであるといえます。

もちろん、失敗しないように気をつけるということは大事です。

一方で、失敗というのはあるものであるにもかかわらず、

「失敗してはならない」
そういうふうに自分に過剰に求めてしまうと、

「いつも苦しい」
「不安過ぎて、かえって何もできない」
そういう状況になってしまいます。

そうすると、普段できていたこともできなくなって、さらに落ち込んでしまうかもしれません。

そのため、失敗というのは、つきものであると思うことは、心の負担を和らげる上で大事だといえます。

失敗ありきで過ごしてみる

鮮やかな色の羽

そして、そもそも失敗したくないのは、

「傷つきたくない」
「嫌われたくない」

そういう思いもあるといえるのではないでしょうか。

そして、
「失敗したら、嫌われる」
「失敗したら、傷つく」

そういう環境下だと、不安で仕方なくなってしまうものですよね。

「失敗しても、受け入れてくれる」
「失敗して、多少落ち込んでも、切り替えて前向きになれる」

そういう環境下であることは、安心につながるのではないかと思います。

安心して暮らすには、

「失敗を全くしないこと」よりも
「失敗をしても、大丈夫な日々」を求めるというのは大事だといえます。

家庭でも職場でも友人関係でも、
「失敗をしても、またやっていける!」
という実感が大事であるといえます。

そうであれば、失敗をしても、
「今日も失敗したけど、それでも今日、無事に過ごせたな」
という、失敗をある意味、成功として数える日々という視点は大事だといえます。

「失敗をしないことで、自分を守ろうとしていた」

そんな場合は、失敗を重ねることで、それでも大丈夫だったと思える日々を積み重ねて、そうした安心感に向かって過ごすというのは、心を楽に過ごす上で大切だといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠