嫌に感じるものを特定する

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

数年前に、何度かビリヤードをしたことがありましたが、とても面白かったです。
そうはいっても、全然、うまくないので、再挑戦したときには、上達することを目指していきたいと思っています。

さて、今回は、「嫌に感じるものを特定する」というお話です。

我慢の毎日

花とティーカップ

「あれが嫌だ」
「これが嫌なのに」

そのような嫌なことというのが、たくさんある状況において、

「嫌なことを我慢している」
「なんか、いつも嫌なことばかりだな」

そういう日々が重なっていくと、ストレスもとても溜まってきて、つらいものですよね。

漠然とした「嫌い」

嫌なこと、嫌いなこと。
そこを、より詳細に考えてみるということは大事だといえます。

なぜなら、漠然と、
「嫌いだから」
それだけで終わらせてしまうと、都合の悪いこともあります。

「嫌い」が漠然としたまま、広がれば広がるほど、世の中、嫌なことだらけになってしまうからです。

そして、それを我慢しているのであれば、世の中、我慢だらけになってしまっているからです。

「嫌い」を特定する

ハーブティー

嫌いというのが、漠然としているからこそ、嫌なものも広がっていくといえます。

そういう際は、嫌いを特定するということは大切です。

嫌いというのは、どの部分が不快に感じることなのか。

それを考えてみることで、
「あ、この部分が嫌いなだけか」
「これが、自分の価値観に反すると感じているんだな」

そういうふうに、明確にすることができます。

そうすると、不快に感じる部分とそうでない部分を分けることにつながります。

これまでは、

「漠然と嫌いで、何から何まで嫌」

そうだったものから、

「こういう場面になると、不快になるから嫌だ」
そういうレベルに落ち着いてきます。

また、漠然と、我慢をしていたものも、嫌な部分が明確になれば、我慢以外の対処法も見えてくる場合もあります。

そうすると、余計に悩んで苦しむということを減らすことにつながっているといえます。

一方、嫌なことについて、考えてみるというのは、それ自体、抵抗感のあるものともいえます。

「なんだか、しんどいな」
そう思うこともあるだろうからです。

そのため、
「ちょっと向き合ってみようかな、考えてみようかな」

そんなときに、どの部分が不快なのか考えてみる。

そうして、嫌に感じるものを特定する機会を少しずつ作っていく形が良いといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠