こんにちは。札幌市にある『カウンセリングこころの羽』の岡本です。
先日、インターネットで注文していた本棚が届いたのでカウンセリングの合間で組み立てしてみました♪
これまでも金属製の「マガジンラック」に参考書などを置いていたのですが、金属製だと『こころの羽』の雰囲気と合わない!と前々から感じていたのと、『札幌篠路店』に置いてある本の一部を『札幌中央店』にもっと持って来たいなぁ…などと考えていたので、良さそうなものを見つけて購入してしまいました(笑)
組み立てが想像以上に大変で、カウンセリングの合間だけで終われるのかやり始めてから焦ってしまいましたが、なんとか休憩時間を潰すことで完了することができました(汗)
所要時間は、約40分…私としては、ちょっと苦労してしまった印象です…
それでも、完成を見てみると大満足しております(^^)
棚があるとつい…
ここで今回の「本棚」を題材に人の心理について分析をしてみようと思います。
私の場合、札幌中央店に保管している書籍の量が年々増えており、今年に入ってから購入した数だけでも、すでに100冊近く…。
有難いことにカウンセリングのご予約も沢山いただいているので、読む時間が足りない状況です(^^;
それでも「本棚」の空きがあると「もっと買っても大丈夫だな」などと考えてしまうので、人の心理は面白いものです(笑)
実際に心理学の分野でも「人は、枠があると埋めたくなる」といわれていることは有名です。
これは、真っ白な紙に「自由に書いてください」と言われるよりも「方眼紙」に「自由に書いてください」と言われた方が書きやすいということにも当てはまります。
また、穴埋め問題に人が気をひかれるのも「枠があると埋めたくなる心理」のあらわれだと言われています。
例えば、「昭和・◯◯・令和」という文字を見た場合…
頭の中で無意識に「平成」を入れようと想像してしまいますよね?
これは、個人差はあるとは思いますが、人が持っている傾向としては、◯◯と書かれていると「何が入るんだろう?」と考えやすいと言われています。
部屋が片付かない一番の理由は…
このように考えていくと、「本棚を買う」ということ自体の危険性(?)を感じていただけると思います(笑)
本棚に空きがあると「埋めたくなる」のです。
つまりは「また新しい本を買っても大丈夫だな」などと無意識に想像している自分がいるのです(汗)
札幌中央店には大きめな本棚が2つほどあるので、さすがにこれ以上、本棚を追加する予定はありませんが、空きがあると、また本を買ってしまいそうです…。
これと同じような状態が「部屋の片付け」にも当てはまります。
部屋が散らかってきて、「片付けるため」にタンスを買う。
タンスを買ったことによって、「まだ入れられる」と無意識にイメージしてしまい、また新たな服を買ってしまう…。
これが部屋が片付かなくなる悪循環と呼べるかもしれませんね(^^;
私の祖母は、実家にいるときに十数年間、同居していましたが、片付けが苦手な方でした。
年齢のわりにはお洒落好きなタイプだったので、洋服も多かったのです。
同居開始時点では、大きめなタンス2つに収まっていた洋服は、次第に増えていき、カーテンレールに掛けられていることを目にするのことも増えました。
そこまでは部屋の広さにも余裕があって、許容範囲だったのですが、カーテンレールに掛けている服を収納するための「収納ハンガー(服を掛けた後にカバーを閉じられるもの)」を祖母が購入したことで部屋の広さが生活に不便を感じるほど狭くなっていたことを思い出します…。
カーテンレールに掛けていた時には、せいぜい2〜3着がタンスから溢れている程度だったのに、収納ハンガーが届いてからは、あっという間に収納ハンガーからも溢れるほどの洋服になっていったのです(汗)
祖母が他界した後には、片付けとして物凄い量の衣類を処分したことを今でも覚えております…。
部屋の片付けは、人それぞれ「やり方」もあると思いますし、「これが正解」という方法を押し付けるつもりはありませんが、物の量が増えた時にやるべきことは、「収納場所」を増やすことではなくて「物の量を減らすこと」なのかもしれませんね(^^;
あなたは、部屋の片付けが得意なタイプですか?
それとも、苦手なタイプですか?
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岡本教兵