自分の心の反応に着目し、落ち着くことを大事にする

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

寒い時期というのは、鍋が美味しい季節ですよね。
体も心も温まる気がします。
私は、鍋の中では、キムチ鍋が好きです。

さて、今回は、「自分の心の反応に着目し、落ち着くことを大事にする」というお話です。

ふりかかる問題

「たくさん問題がふりかかっている・・・」
そんなことはないでしょうか。

「問題だらけで疲れる・・・」
「もう疲れた・・・」

問題だらけでそれがたくさんふりかかる毎日というのは、本当に苦しいものですよね。

焦ったまま、動こうとする日々

「問題だらけ・・・」

そんなとき、
「はやく解決しないとな・・・」

そう思って、焦ったままでいるということはないでしょうか。

たしかに、すぐに解決すること自体は大事だといえます。
一方で、焦ったまま動くことで、余計に焦ってしまうことにもつながるともいえます。

「どうしたらいいかわからないけど、焦りばかりが募る・・・」
「がんばれどがんばれど問題がふりかかって嫌になる・・・」

そう思ってしまうものです。

問題に対して、焦ったまま、すぐに解決しようとしていないか。

そこを考えてみると、
「焦りの勢いのままいたな」
「心乱されたまま、苦しんでいたな」

そういう感じがあるかもしれません。

落ち着くことを大事にする

「焦りのまま問題を解決しようとして疲れる・・・」
そんなときは、一旦、距離を置くことは大切だといえます。

「はやく、はやく」
そういうふうに思うと、疲ればかりが募ってしまいます。

そうでなく、
「一旦、冷静になろう」
「一旦、落ち着こう」

そのような意識を持つことで、ひとまず冷静になれるといえます。

そして、心が乱れたら、自分の心の状態や体の反応に注目してみることが大切です。

「自分は、焦っているんだな」
「自分は、平静さが失われているんだな」

そのように、客観視をして、自分の状態に気づくことができます。

その上で、
「この状態で考え続けてもいいことはないな」
「この状態で焦って行動してもいいことはないな」

そのように考えることで、まず、落ち着くことを優先させることに意識を向けることができます。

「少し、この場を離れよう」
「別のことをして、気分を変えることにしよう」

そうして、落ち着くための行動をすることで、冷静さを取り戻すことにつながるといえます。

そのように冷静になることは、問題をさらに問題化せずに、安心できることにつながるといえます。
そうすることが、心を楽にして過ごす日々につながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠