自分を長い目で見ることで、つらさを和らげる

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、ジブリの音楽が好きで、たまに聴いたりしています。
落ち着いたり、癒やされるものが多くて、良いなと感じています。

さて、今回は、「自分を長い目でみることで、つらさを和らげる」というお話です。

ダメダメな日々

コーヒーとリラックス

「ダメだな・・・」
「全然だな・・・」

そんなふうに感じることはないでしょうか。

「ダメダメな日々だな」
「なんとかしたいけど、なんとも・・・」

そう思って、気持ちが落ち込んだり、焦ったりすると、つらいものですよね。

評価の期間

ダメであるということは、自分で自分を悪く評価しているということもできます。

そして、その評価の対象となる期間は、どれくらいなのか。
そこを考えてみるということは大切だといえます。

たとえば、少し、やる気が起きないだけで、
「このままずっとこんな感じなんだろうか。」

そのように、不安になり、
「ダメだな・・・」

そう評価してしまう。

つまり、ごく短期間での出来事によって、自分を評価することで、自分に厳しくなっているといえます。

長い目でみると、
「そもそもそこまで自分を否定する必要はなかった。」

そういうこともあるのではないでしょうか。

職場や家庭での自分を振り返ってみて、

「あのとき、ダメだと思っていたけれど、過度に気にすることなかったな」
「長い目でみると、なんてことなかったな」

そういうことがないか、振り返ることは大切だといえます。

自分を長い目で見る

ゴルフ場とゴルフボール

つまり、つらさを減らすには、評価の対象を広く捉えることが大切だといえます。
もう少し長い目で自分を見てみるということが大事だといえます。

たとえば、
「疲れて何もできていないな・・・」

そう思ったら、もっと長い目でみてみる。

「最近こそ休んでいるけど、もっと長い目でみると、なんだかんだやることはやっているか・・・」
そういうふうにも捉えられます。

「全然、続かないな・・・」

そう思ったら、
「もっと長い期間でみると、ゆるやかに続いてたりもするか。」
「もっと長い期間で見ると、続いてはいないけど、その分、何個か試すことはできているか」

そういった、より穏やかな見方ができることにもつながります。

目の前ばかりをみると、心が追い詰められそうになる。
そんなときは、もっと広い目で、長い目で自分を見てみる。

そうすると、気が楽になることにつながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠