こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
私は、プロ野球を観るのが好きなのですが、野球選手OBの方の色んな当時の話の動画を見たり聞いたりするのも、好きです。
さて、今回は、「苦手な人を苦手と認めていい」というお話です。
抱え込む日々
「つらい、苦しい・・・」
そんなことはないでしょうか。
また、
「なんだかいつも抱え込んでしまう・・・」
「頭でぐるぐると考え続けてしまう・・・」
そんなことはないでしょうか。
抱え込んで、つらい気持ちになる日々というのは、苦しいものですよね。
苦手な人を苦手と認めていい
「抱え込んでしまう・・・」
そんなときは、苦手な人が一因かもしれません。
「苦手だな・・・」
そう思っているけれども、
「苦手な人を苦手と思ってはいけない・・・」
そう自分に言い聞かせる。
苦手な人に関する嫌なイメージが浮かぶと、
「そう思う自分が悪い・・・」
そんなふうに思ったり、
「他の人には言ってはいけない・・・」
そういうふうに、抑え込んでしまう。
そうすると、モヤモヤとした思いだけが残り、苦しい気持ちが続いてしまうということになります。
むしろ、
「この部分が苦手だな・・・」
そのような部分を特定し、それを自分で認めてしまう方が、
「じゃあどうすればいいのか」
そういう前向きな行動につながりやすいといえます。
必要な限りで関われば十分
高い温度のお湯に手を触れると、熱いです。
だからといって、
「熱いお湯に対して、苦手と思ってはいけない・・・」
そういうふうに考えて、それと向き合い、毎日、熱いお湯に手を触れるようになることは、特別な事情のないかぎり、ないのかなと思います。
同じように、苦手な人は、苦手と割り切る。
必要な限りで関わればそれで十分といえます。
わざわざ、苦手な人も、得意な人と同じように思えるようになろうと挑戦する必要はないといえます。
「人を悪く言ってはいけない」
「人を悪く思ってはいけない」
その心がけは素敵ですが、その一方で、抱え込んでしまって、疲弊するのもまたつらいです。
そのため、一旦、苦手は苦手と認める。
その上で、どこが苦手な部分かを特定する。
必要な限りで関われば良しとする。
その徹底というのを少しずつ意識していくことが、心を楽にする上で、大事だといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠