1週間断食レポート②~伊豆やすらぎの里にて

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。

6月はジメジメしたお天気が続きましたね。
頭がぼんやりと痛い、頭がすっきりしない、耳がふさがったような気がする、めまいっぽい感じでくらくらする…。

そのような症状があったら、低気圧や湿度の影響で内耳の循環が悪くなって、リンパ管がむくんでいるかもしれません。

そのようなときにおススメなのが、「耳マッサージ」です。
耳はデリケートな部位なので、刺激が強いとめまいがひどくなる場合があります。

指で耳の外側をつかんで引っ張ったときに、「スッキリした感じ」がしたら、マッサージをしてOK。
もしも「ぐるぐるして気持ち悪くなりそう」と感じたら、マッサージはやめておきましょう。

マッサージOKの場合は、次の①~④を数回繰り返すと、内耳の循環が良くなって、めまい予防に効果的です。

①指で耳の外側を持って、少し引っ張りながら深呼吸を数回
②指を耳たぶにずらして、軽く耳たぶを回す
③指で耳の上側を持って、軽く上(少し後ろの方に)引っ張りながら、深呼吸を数回→②を行う
④指で耳の下側を持って、軽く下(少し後ろの方に)引っ張りながら、深呼吸を数回→②を行う

手軽にスッキリできる方法ですので、昼休みや、トイレ中など、空いた時間にお試しください<(_ _)>

今回のブログは、1週間断食リポート①の続き、食事編になります。

◆1週間断食コースのメニューって?

2日目の朝食 このへんまでは余裕
4日目朝食 大根の厚みが芸術的に薄い

やすらぎの里では、朝食が10時、夕食が18時と1日2回の食事時間が決まっていて、昼食はありません。

夕食から次の朝食まで、15時間くらい胃に固形物が入らないので、普通食コースの人でも、普段の生活よりは胃腸を休めることができますし、1食少ない分、総摂取カロリーも減ることになります。

1週間断食コースは以下のメニューで、3日目までが「断食」、4日目からが「回復食」と呼ばれています。

1日目 (朝食・昼食)抜いてやすらぎの里に集合 (夕食)具なし味噌汁
2日目 (朝食)人参としょうがのスムージー (夕食)豆乳入り味噌汁
3日目 (朝食)グリーンスムージー (夕食)季節野菜のすり流し味噌汁
4日目 (朝食)回復大根・人参シャーベット (夕食)雑穀入り玄米がゆ、梅干し、豆腐の味噌汁
5日目 (朝食)玄米リゾット、キャベツと油揚げの煮びたし、豆乳ヨーグルト(夕食)玄米おむすび、大根の味噌汁、梅干し、車麩青菜の煮物、冷ややっこ
6日目 (朝食)季節野菜のうどん (夕食)自然食のコース料理
7日目 (朝食)酵素玄米とアジの干物が付いた和定食 

だんだんと食事量が増えていくのが嬉しく、特に6日目の夕食は、全コースの人が共通メニューで、同じテーブルを囲み、丁寧に盛り付けられた自然食のコース料理をいただきます。

前半戦のひもじい気持ちとは一変し、「こんなに食べてもいいのね( ;∀;)」と涙がちょちょぎれる思いと、食事を作ってくれる人、広い意味では、生きとし生ける全ての生物に対する、感謝の念が自然と沸き起こってきます。

普段の環境で食事を取っていたら、なかなか味わえない感覚かもしれませんね。

ちなみに、6日目の夕食までは、断食コースの人と、食事コースの人は同じテーブルにならないよう配慮されています。

◆お腹が鳴ることって最近あったかな?

6日目の夕食① お野菜たっぷりです
6日目の夕食② デザートまである幸せ

それにしても、前半戦の食事が少なすぎないか、この量ではお腹がすいて眠れないのではないかと思われるかもしれません。意外と空腹で眠れないことはありませんでした。

みなさんは、お腹が「ぐぅぅ~」と鳴ってから食事を取っていますか?
私は、「そういえば、普段は、お腹が鳴ってから食事を取ることがほとんどなかったな」と気が付きました。

お腹が鳴るくらいお腹がすいてからだと、パワー不足になってしまうから、その前に補給するのが通常スタイルだったと思います。

満足する量を食べているはずなのに、食事後すぐに、黒豆せんべいやチョコレートを食べてしまうことが習慣になっていました。

純粋な食欲というより、「気持ちを満足させるため」、「自分を癒すため」に食べていることの方が多いなと思います。

食事は、栄養補給するためだけではなく、そうした気持ちを満足させたり、食べる幸せを感じるためのものであることは否定できませんが、大切なのはその「バランス」。

ストレスに覆われた気持ちを「食べること」でまぎらわせていませんか。
目の前の食事を「味わって」食べていますか。

最初の一口目だけでも、「丁寧に」。
米のうま味や、味噌汁の出汁の味を感じること。

わかっちゃいるけど、なかなか一人では取り戻すことができないんですよね…。
そうしたことを思い出すために、時々断食しに行く小田なのでした。

次回③では、やすらぎの里でのプログラムをご紹介したいと思います→

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『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実