1週間断食レポート③~伊豆やすらぎの里にて

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。

↑の写真は、テレビ番組「プレバト」のスプレーアートで、キスマイ千賀さんの作品を踏まえて、KAZZROCK先生がお手本として描いたものです。

伊豆急下田駅のホームに2021年1月から6月までの期間限定で掲出されていましたが、期間が延長されたようで、先月訪れた際にも飾られていました。

私は、鉄道にはあまり詳しくないのですが、やすらぎの里に行く際に、伊豆高原駅で目にする「黒船電車」「キンメ電車」「サフィール踊り子号」など様々な電車が集まる様子は、毎回楽しみで撮影しています。

今回のブログは、1週間断食リポート②の続き、プログラム編になります。

◆やすらぎの朝は早い

鏡のような美しさの「一碧湖」

やすらぎの里では、「朝食10時、夕食18時、消灯22時」と決まっていますが、遅く起きても、昼寝しても、だらだら過ごしても優しく放置してくれるのが良いところです。

とはいえ、自由参加のプログラムは組まれているので、参加できる体力と気力があれば、時間を持て余すことはありません。

朝は6時30分から、室内にあるトレーニングルームでヨガと瞑想を20分程度行います。
目覚めのヨガなので、股関節を開いてシャキッと目覚めるようなポースが多いのですが、断食中でもあり、ハードではありません。

その後は、朝のお散歩が組まれています。
マイクロバスで景色の良いところまで、毎朝、日替わりで連れて行ってくれるのが本当にありがたく…。

↑の写真の一碧湖もその1つで、天気が良ければ、湖面が鏡のようになっていて、とても美しいです。
周辺を回って、大体40分といったところ。

断食中なのに、すきっ腹でヨガをやって、40分も散歩できるの?と思われるかもしれませんが、一人ではできないことも、「みんな」といるとできるものなんですよね。不思議と。

断食から回復食になる週の後半には、アップダウンがあるトレイルウォークにも連れて行ってくれます。

参加者には70代、80代の方も結構いらっしゃるので、膝や足腰の悪い人に向けて、「ここからはアップダウンが激しいコースが20分くらい続くので、この場所から出ると、入口に戻れますよ~」というアナウンスもあります。

◆やすらぎの動物たち

左から、ソラ君、海ちゃん、テラスに現れた野生のリス

やすらぎの里には、看板犬のダックスフンドの宙(ソラ)君と柴犬の海ちゃんがいます。
ソラ君はお散歩が嫌いで、ゲストに撫でられるのが大好きな癒し担当、海ちゃんはお散歩が大好きなので、朝のお散歩の先導係という役割分担があります。

朝のお散歩を海ちゃんと終えた後、日替わりの手作り酵素ジュースを一杯飲めるのが、毎朝のお楽しみです。
その後、10時の朝食までの間、施術の時間が組まれています。

施術の内容は、カッピング(いわゆる吸い玉ですね)、アロママッサージ、整体、ひまし油シップなど、滞在中に4回(1回40分程度)受けることができます。

この施術も利用代金に含まれていますが、オプション代金を払えば、鍼灸、アロマなどの様々な施術を自由時間に組み込むことが可能で、温泉、貸切風呂、岩盤浴なども無料で利用できます。

このオプションでは、「井原先生」という鍼灸を担当するゴットハンドの凄腕先生がいて、井原先生枠にゲストが殺到するため、ついにくじ引き制が導入されていました。

以前は、滞在中に2回、井原先生のオプションを入れ込むことが出来ましたが、今は1回できるかどうかというところ。

私の腰も、なかなかにひどい状態なので、毎回、鍼たくさん+お灸もくもくの「カチカチ山」状態にしていただき、肩甲骨はがしもしていただきます。

なお、youtubeで「やすらぎ 井原」で検索をかけると、井原先生が行うキレッキレの「練功十八法」という中国の太極拳のような体操を見ることができますので、気になる方は是非。

リアルで井原先生の練功を見た時には、「この人は中国出身なんだなぁ」と勝手に思ってしまうような独特の雰囲気をお持ちですが、生粋の伊豆っ子でした。

◆ゆるむことの大切さ

岩盤浴や露天風呂、手作り化粧品が嬉しい

その他、安眠ヨガ、整体ヨガ、姿勢改善エクササイズ、ゆる体操などの運動系プログラム以外にも、食べる瞑想、マインドフルネス、体の軸作り講座、生活習慣改善講座などの座学もあります。

退所前には代表の大沢先生と退所面談があって、入所前と退所前の体重・体脂肪率・内臓脂肪・体年齢の変化のフィードバックと退所後の生活のアドバイスなどを受けることができます。

また、ゲストとの一期一会の出会いもあり、同じ断食という目的を持った仲間として、年齢も性別も立場も住んでいる場所も飛び越えて、その後もご縁が続くこともあります。

キーワードは「ゆるさ」
身体を「ゆるめる」場所でもあり、ゲスト同士が「ゆるく」つながれる場所でもあるなと。

現代社会において、意識しないとゆるむことはできないかもしれない。
それを忘れないために、しみこませるために、また行こう。

なんとなく、カウンセリングにも通じるものがあるなと行くたびに思う小田なのでした。

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『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実