自分の感情と身体の反応を振り返ってみよう。

【認知行動療法を知るために…第3弾!】

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。

前回に引き続き、認知行動療法を知るために、大切な視点について、皆さんにお伝えしていこうと思います。

今回は…出来事に対しての感情と身体の反応について着目していきます。

スケジュール帳

その時の気持ちは…?

ある出来事が目の前で起こった時、そこには必ず何らかの感情が出現します。

この短い言葉で言い表せられる心の中の気持ちを、振り返っていきます。
加えて、その時の気分・感情を数値化することが大切です。
実際には0~100%で表現します。

では、例を挙げてみます。皆さんだったらどんな気分・感情になりますか?

状況:自分の仕事じゃない仕事を押し付けられ、上司に小言を言われた。

自動思考:「どうして自分の仕事じゃないのにやらなきゃいけないの。」「小言を言われる意味わからない。」

気分・感情:怒り70%、イライラ60%、呆れ50%

この例は前職の時に私が経験した例です。
今考えても、怒られ損だったなーと思いますが、世間にはこういうことが多いですよね(笑) 

この時の私の気分・感情は上記のようにあらわすことが出来ます。
このように自分がその時、どんな気分・感情であったかを振り返り、数値化することが大切です。

手と手-心のケア-メンタルヘルス

身体にはどんな反応が…?

次に身体の反応についても振り返っていきます。

身体の反応というのは、身体の内部や表面の生理的な反応のことを指します。
ちょっと難しいですね(笑)

簡単に説明すると、ある出来事や状況になった時に身体にどんな反応が起こるかということです。

例えば…考えすぎて頭が痛くなったり、不安になって動悸がしたり…等、人によって様々な反応が起こります。

上記の例で考えてみると、私の場合は…

身体反応:疲労感、頭にカーっと血が昇る感じ

という感じで簡単に表現できる言葉を選ぶことが大切です。身体の反応は主にストレスによる反応であることが多いです。

そしてこの部分を放置することで、もっと症状が酷くなってしまうこともあります。
まずは自分でストレスを感じた時に、どのような反応が身体に出現しているか、知ることが、第一歩であると感じます。

その時どんな行動を…?

認知行動療法の基本的な知識の最後は、その時とった行動について振り返ります。

行動とは、外から見てわかる動作、ふるまい、反応のことをいいます。
その時自分はどのような行動をとったかを考えていきます。

一般に認知行動療法というのは、認知、行動の部分を変化させることで、自分をもっと楽にしていくという心理療法です。

この行動を振り返ることは重要ということになります。

上記の例で考えていきましょう。

行動:嫌々仕事をやる、上司を睨みつける、入口のドアを勢いよく閉める

よくよく考えてみると、子供みたいな行動をとっていました。このように自分のことを振り返ることで、新しい発見をすることが出来ます。

ストレスが溜まりそうな行動しているなーとか、こんなに身体に反応が出てたんだ!とか…自分で気づきを得ることができ、今後どうしていこうか考えるきっかけになります。

心の健康-メンタルヘルス

認知行動療法って…?

最後に認知行動療法を簡単に表現すると…

ストレスの問題を、認知(頭の中の考えやイメージ)と行動(実際のパフォーマンス)の工夫を通じて自己改善するための考え方と方法。

現在うつ病、不安障害等の治療の選択肢の一つとして注目されており、60%の方に効果があると言われています。

私も実際に認知行動療法を独学で学び、講習会に参加し、前職で臨床経験を積み、習得することが出来ました。

そのおかげで、社会不安障害、うつ病共に落ち着き、現在普通に生活することが出来ています。

今後、『カウンセリングこころの羽』では認知行動療法をもっと簡単に習得できる方法や専門的なコースをスタートしていこうと考えている段階です。

その前に認知行動療法をストレスケアの1つとして『カウンセリングこころの羽』で体験してみませんか?

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未