こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。
最近、「3年ぶりに開催」というイベントが増えてきましたね。
先日、ライラック祭りが大通公園で開催されていたので、ビールを楽しそうに飲む人たちを遠巻きに見ながら、ブラブラとお散歩しに行きました。
下の写真は、オランダ産のフレンチライラックで、その名も「センセーション」。
一目見た瞬間、チョウチョの形してるぅ(*^-^*)と嬉しくなって激写しました。
ライラックだけではなく、色々な種類のチューリップが咲いていて、とても綺麗だったので夢中で写真を撮り続け、気持ちが満たされたひと時でした。
たったそれだけのことですが、数日間、気持ちがほっこりとして、スマホの中の写真を見ながら、「ちょうちょ~♪ちょうちょ~♪」と脳内再生されていました。
いらっしゃったお客様にも、「見て見て~」と披露しちゃったりして。
今回は、自分自身でできる身近なメンタルケアについて、書いてみたいと思います。
◆好きなものを見る
暑くなる前のこれからは、様々なお花が楽しめる時期の到来。
何だか、気分がスッキリしない、体調がイマイチな時には、生活の中に「自然」が不足しているかもしれません。
自然が作り出す色彩、形、匂い。
そういったものを感じるとパワーがチャージされるような感覚はありませんか。
綺麗な風景を見るとこころが洗われて、素敵なものを見ると気分が上がり、かわいいものを見れば胸が温まります。
そんなふうに、自分の好きなものを「見る」だけでも、こころはやすらぎます。
特別どこかへ出かけなくても、部屋にお花や観葉植物を飾る、好きな写真や絵画を飾る、好きな色をインテリアに取り入れたり、犬や猫などの動物たちの動画を見たり。
ぼんやりと自分の好きなものを、ただ眺める。
理不尽なことや嫌なことがあったときにこそ、そういった時間を作って、こころをリラックスさせてあげましょう。
小田は、朝ヨガをした後に、youtubeで「今日のルンルン」というグレートピレニーズのわんこと飼い主さんのチャンネルを視聴して、ほっこりするのが毎朝のルーティーンになっています。
◆なんとなく、息苦しくなったときには
人間は、強い不安や緊張におそわれると息苦しくなり、呼吸も浅くなります。
ストレスがかかると、過呼吸が起こり、いつの間にか血液中の酸素濃度が過剰なのに、体内が酸欠に陥るという逆転現象が生じます。
この時に、息を吸えば吸うほど息苦しさや胸の苦しさ、吐き気、めまい、体の硬直、しびれなどの酸欠症状が出てきます。
一般的な対処方法としては、呼吸のリズムを整えながら、長めに息を吐くことですが、一番簡単で効果的なのは「15秒間息を止めること」です。
息苦しいのに、息を止めて大丈夫なの?
と思われるかもしれませんが、息を止めることで血液中の過剰な酸素が減り、正常化します。
ちなみに、紙袋に口を当てる方法が有名ですが、酸素不足になることがあるので、やめておいた方が良いでしょう。
息を15秒止めて、10秒「普通に」息をして、また15秒止めるを4セット。
できれば時計を見ながら正確に行う方が効果が高まります。
息を止める直前直後に、大きく息を吸い込むと効果が半減しますので、「普通に呼吸してから」止めてみましょう。
◆「こころ」「体」「脳」のバランスを大切に
こんなギザギザしたチューリップもあるのね…
人間関係などのストレスから「こころ」に不安を抱えると、眠れない、食欲がないなどの「体」に症状があらわれたり、グルグルと同じことを考え続けるなどの「脳」の機能にも変調をきたしてしまいます。
「こころ」の病気に対して、多くの医療機関では「脳」に対して働きかける、抗うつ薬や抗不安薬を処方して症状を軽くする対症療法が中心となります。
こころの不調の原因は、「ストレス」「環境」などの外的要因だけではなく、その人の「物の見方」「感じ方」などの内的要因が加わるなど、複合的な要因が絡み合っているケースがほとんどです。
カウンセリングでは、脳に直接働きかける投薬治療を行うことは出来ませんが、複合的な要因を振り返って、「こころ」「体」「脳」のバランスを整えるサポートをさせていただいておりますので、不調が本格的になる前に、気軽に利用していただければと思います。
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『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実