こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。
１か月以上続いた緊急事態措置が解除され、まん延防止等重点措置もない状態なのは、本当に久しぶりな気がしますね。
札幌は、１０月１４日までは「重点地域」として飲食店やカラオケ店の営業時間の短縮がありますが、感染者数も減少傾向にあり、少しずつ行動の範囲を広げられそうなのは嬉しいです。
一時中止されていた道民限定のクーポン「Come to定山渓どこでもクーポン」も今月から再開されました。
こちらは、７０００円以上の宿泊を対象に、一人３０００円分のクーポンが配布され、宿泊費の割引や飲食代にあてることができるようです。
また、１０月１４日の正午から、「どうみん割」の販売も再開され、道内旅行の最大半額（１人１泊につき上限１万円、離島は１万２０００円）、最大２連泊まで割引となります。
実施期間は１０月１５日から１１月１５日です。
今月は紅葉も見ごろなので、自然と温泉と美味しい食事を味わいに定山渓温泉に行ってみようかな。
コロナ禍では、不要不急といわれていた、旅行やエンターテイメントですが、私たちの心をホッとさせたり、豊かにさせてくれるものは、この不要不急といわれているものの中に数多く存在しているんだなぁと改めて実感しています。
日頃、疲れやすく、特に「気疲れ」「人疲れ」しやすいHSPさんにとって、「自分がほっとできる場所」「癒される場所」「リセットできる場所」「充電できる場所」のバリエーションを色々と持つことは大切です。
◆イメージ力を味方にする
人が嫌いなわけではないけれど、人が大勢いる場所に長くいると疲れてしまう、人がいる空間ではいつも「なんとなく」気を遣ってしまう、社内で誰かが休暇や出張でいないと、人が少なくて「ほっとする」。
そんな気持ちになることはありませんか。
HSPさんは、大勢でワイワイ楽しむよりも、気心の知れた少人数でじっくり話をする方が、「自分のチャンネルを合わせやすい」と感じる人が多いようです。
日頃から、丁寧な情報処理を行い、様々な方面に対してアンテナを張り巡らせているHSPさんにとって、大勢の人にチャンネルを合わせなくてはいけない状況が続くと、自分の身が削られてしまうのです。
私は、この削られる感じを、「僕の顔を食べなよ」といって自分の顔をちぎった後のアンパンマンの顔をイメージしています。
「今日は、顔半分なくなった感じ…」とか「４分の１、削れた感じ」とか。
以前勤務していた会社では、忙しい曜日のピークタイムを過ぎた頃、向かいに座っている同僚から、「小田さん、いま顔が劇画チックになってますよ」とツッコミが入っていたので、今でも劇画チックな自分の顔をイメージして、なんとなくニヤリとしつつ、疲れ具合をコントロールしています。
日頃、HSPさんにお伝えしていることは、以下の４つです。
１ 自分を高性能なスマホとイメージする。
２ 通話やメールなどを実際に使用していない時間でも、見えないところで、スマホが「情報取り」のアンテナを張っているので、何かしているように見えなくても、充電が無くなるスピードが他のスマホに比べて速い。
３ ↑のような状態を「目に見える成果がない、何もしていない」と感じて、自分を「責める必要はない」。
４ ボーっとする、放電する、充電する時間や場所を確保する。それがHSPさんには、とても大切なこと。
物事をイメージでとらえる力が優れているHSPさんならではの「イメージのチカラ」を大切にし、自分の充電量を把握できるといいですね。
◆自然にかえってみる
HSPさんとお話をしていると感じるのが、「自然」との親和性が高いことです。
「水辺」である、海、湖、川沿いの堤防、池に浮かぶカモを見ると癒されますという声は多いです。
山を遠目に見たり、緑の多い公園を散策したり、鳥の鳴き声を聞くのが好きという方、青空や夕日、星を見るのが好きという「空」系の方もいます。
誰にとっても自然に触れることでチャージされたり、癒される面はあると思いますが、特にHSPさんにとっては、日常生活の上で、自然に多く触れる機会を持つことが大切で、そうした機会が少なくなって、人工的なものや「人」に囲まれ過ぎると、花が水気を失っていくようにしおれていく感じがします。
自分が自分にかえれる場所を、自然の中から見つけてみませんか。
それは、大それたものではなくて、意外なほど「身近」にある風景かもしれません。
◆自分なりのスポットを見つけよう
動物園、水族館、プラネタリウムなどは、そういった意味でおススメのスポットです。
少し行動しやすくなった今、そういったスポットでチャージするのもオススメですが、近所にある小さな公園、小さな神社など、「自分なりのチャージ場所」をいくつも持っておくと、小まめなチャージができて安心です。
大勢でワイワイ楽しむこともできるけれど、そこで受けた「刺激」を、そのまま自宅に持ち帰らずに、お気に入りのカフェで一人静かに過ごして、リセットすることでバランスを保つHSPさんもいます。
お気に入りの場所、チャージスポットを一緒に探してみませんか。
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『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実