「夢」という言葉からイメージすることは…?

坂本龍馬の銅像

グループワークから学ぶ自分の気持ち

こんにちは。札幌市にある『カウンセリングこころの羽』の岡本です。

先日、札幌中央店で月に2回開催している『グループワーク』(3~5名ほどが参加し、他者の意見や価値観を学ぶためのイベント)の中で『質問カード』というツールを使ったワークをやってみました。

グループワークで使用している部屋
グループワークの時に使用している部屋(カウンセリング用の部屋よりも広めです)

『質問カード』とは

この『質問カード』は、こころの羽オリジナルで作成した様々な質問が書かれているカードです。
「この一週間で印象に残っていることを教えて。」といったシンプルなものから、「人が「笑顔」になるのは、どうしてだろう?あなたはどう思う?」といった日常の出来事を改めて考えさせられるような質問まで数十種類の質問があります。

こころの羽オリジナル-質問カード
こころの羽のグループワークで使用している『質問カード』

通常のカウンセリングのように誰かから質問されて答えることも自発的に「自分から話す」よりも発言しやすい傾向がありますが、この『質問カード』を使うとさらに「話しやすい」効果が得られるのです(^^)

これは、人といろいろとお話しているなかで考えがまとまってくる感覚に似ているかもしれません。

私も考えごとをしていると一人だと解決策を思いつくのに時間がかかってしまうのですが、誰かとお話していると比較的早く解決策を思いつくことが多くあります。
さらに色々なことを思いつくのは、「クイズ形式」などで第三者からの質問を受けたときなのですが…
この『質問カード』では、この第三者からクイズ形式で質問されたときの感覚に近い心理状態になることで普段は自分では意識していない「本心」や普段は考えていなかった「視点(=価値観)」に気付くきっかけをつくることを想定しています。

岡本が引いた質問は…

この質問カードを使ったワークでは、私も一参加者として入らせていただくことが多いのですが、先日、私が引いた質問は「「夢」という言葉からイメージすることは?」というものでした。

あなたは、「夢」という言葉からどんなことをイメージするでしょうか?

私の場合は…

夢は必ずしも叶える必要はない。
ただ、夢を見て、そこを目指して歩む姿勢自体が自分の人生を充実させ、周囲へ影響を与える可能性がある。

というものでした。

なぜ、夢が叶わなくても良いと考えるようになったのか。

元々、私の場合は「夢」に対してポジティブなイメージを持っているものの、年齢を重ねるにつれて少しずつ捉え方が変化していっていることに気付きました。

その“変化”のきっかけになったのが、あの有名な「坂本龍馬」氏です。

業なかばで倒れてもよい。
そのときは、目標の方角にむかい、
その姿勢で倒れよ。

By 坂本龍馬(さかもと りょうま/1836年1月3日-1867年12月10日)

この言葉を知ったときに“目からうろこ”だったことを今も覚えています。

それまでの私は、「夢」を追いかけることが好きな性格だったものの、夢は叶えないと意味がない。
自分は何としても夢を叶えたい。

そんな風に考えていたと思います。

それが10代~20代の頃に経験した「音楽」や「演劇」で生活していく夢が崩れたときに「自己肯定感」を著しく低下させることにつながったのですが、20代の後半でこの言葉を知ったときにどこか救われるような気持になったのと同時に自分にとっての「新たな夢」をもう一度追いかけてみよう。という前向きな気持ちが湧いてきました。

私の場合、それが“質の高いカウンセリングをもっと身近に。”=カウンセリングをもっと一般的なものにして、自分らしく充実した人生を送る方が溢れる世の中にしたい!ということだったのですが、若かりし頃に感じていた「もし叶わなかったら…」という不安を感じることは今ではほとんどありません。

それは、ここ数年の活動の中で、自分ひとりで進めてきたことが「仲間」と呼べる方々との出会いを生み出し、その仲間たちが同じ志をもって活動し始めてくれている。
そのことが大きく影響していると思うのですが、坂本龍馬氏の言葉のようにもしも業半ばで倒れるようなことがあっても私の意思を仲間たちが引き継いでくれるのであれば、それはそれで自分の人生に意味があったということかな。と今は考えることができるようになりました(^^)

もちろん、「倒れたい」わけではありませんし、できることなら自分自身の手で夢を叶えることが一番の望みですので…健康管理、体調管理には気を付けるようにしていますが…
それでも、今やっていること、今までやってきたことに後悔はありませんし、これからも後悔する可能性は低い気がしています。

もちろん、この考え方が「良い」「悪い」という視点でのお話ではありませんし、通常のカウンセリングの中では私の価値観をお伝えすることも極力控えておりますのでご安心ください(^^)

自分ひとりで考えているよりも話を聴いてくれる人がいる状況で考える方が、今までにない視点に気付けるのかもしれません。

他の人の意見を聴くことで、自分の価値観に気付けるのかもしれません。

そういった体験ができることもカウンセリングやグループワークの一つの意義なのかもしれませんね(^^)

あなたは、「夢」という言葉からどんなことをイメージしますか?
それは、楽しいものでしょうか?
それとも、苦しいものでしょうか?

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』 岡本教兵