人が怖い、見られている気がする~社会不安障害体験記①~

針金で作られたハート

【誰にも分かってもらえなかった『社会不安障害』】

こんにちは。札幌市にある『カウンセリングこころの羽』の岩本です。

かつて私は、社会不安障害・うつ病を発症し、相談場所として『カウンセリングこころの羽』を選び、岡本さんと出会いました。
現在は、カウンセラー養成講座の受講を終え、心理カウンセラーとして関わらせて頂いています。

私はカウンセリングを利用してから、少しずつ自分を取り戻すことが出来ました。

その自分の体験や思いをつづることで、現在悩みを抱えている人、不安が強い人、どうしたら良いか分からない人…
また家族・友人、職場の同僚がそのような悩みがあり、どう接したら良いか分からない人などにも、少しでも気づきを得るきっかけになれたらと思い、当時のことを振り返りながら、まずは社会不安障害体験記を連載させて頂きます。

これからよろしくお願いします。(その後うつ病体験記も出来たらな…)

病院-医療の道具

常に緊張状態が続く身体・・・

私が初めて自分の身体に異変を感じたのは、専門学校3年生(当時21歳)の頃でした。

当時、作業療法士を目指し、札幌のある病院に3週間の病院実習に行っていました。
長期の実習は初めてだったことや片道1時間通うストレス、課題の多さ、冷たい指導者…等たくさんのストレスが毎日降りかかっていました。

それでも、作業療法士になるために自分自身を奮い立たせ、毎日必死に頑張っていました。

実習中は常に緊張状態が続き、課題が多い日は眠れない時もありました。
当時の朝ごはんは栄養ドリンク、栄養ゼリー。
食べる気力もなく、胃に入れるだけの食事でした。

しかし、その頑張りも大きな挫折にぶち当たります。
それは最高実習指導者に指摘をされ、実習を不合格判定にされてしまうのです。
(これにはある理由があり、あとから抗議をして合格判定になりましたが…)

割れたガラス-傷ついた心

辛い日々からどん底へ…

実習中の辛い日々から、一気にどん底に突き落とされてしまいました。
この時期から、人が怖くなり、常に人から見られている気がするようになります。

私が1番ひどく症状を感じることになるのは…「食事」です。
食事と言えば、三大欲求の1つ「食欲」と密接に関わっていますし、人によっては娯楽として食事を楽しんでいる方も居ると思います。

私も以前は食べることが大好きで、友人との飲み会、スイーツの食べ歩きを楽しみにしていました。
誰でも普通に日々している「食事」が人前で全く出来なくなります。

(次回に続く…)

クエスチョンマーク-分析

今の岩本が振り返ると…

初めて文章にしてみましたが、凄まじい日々を実習中は過ごしていたな…と。

これから医療職を目指す方が見たら不安になるかもしれませんが、現在は実習のやり方も見直され、実習生に負荷をかけ過ぎないようにカリキュラムが変わっているので、ご安心ください!

この時期はマズローの欲求段階説でいう承認欲求を強く求めていたと思います。

要は実習指導者に褒めて貰いたかった、頑張ったねとまずは言って欲しかったです。

その思いが全否定されてしまったことから、自分自身を否定された気持ちになり…
人って怖い。という気持ちが形成されてしまったのかなと思います。

この時、一人でも実習スタッフに自分の頑張りを認めてもらえたら…また違っていたかもしれません。

私自身、この挫折を経験する前までは、自分が頑張れば結果は良いものになると日々信じて過ごしていました。

その積み上げてきたものが一気に崩れると、人はどうしたら良いか分からなくなってしまうものなんですね。
元々承認欲求が強かった私ですが、今はその部分を上手に満たしながら、生活することが出来ています。

次回は人前で「食事」が出来なくなった時のエピソード、その時の症状・気持ちなどを書いてみようと思います。
更新頻度は未定ですが、次の更新も楽しみにして頂けたら嬉しいです(*^^*)

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未