こんにちは。札幌市にある『カウンセリングこころの羽』の岡本です。
先日、いつも利用しているコインパーキングで最後の1台で駐車することが出来ました(^^)
このこと自体は、とくに“特別”な出来事ではないのかもしれませんが、私の場合は「小さな体験を最大限に利用している」と気づきましたので、ブログを通じてその方法や考え方を共有させていただこうと思います♪
そもそも札幌市中央区の駐車場事情は…
『カウンセリングこころの羽』の「札幌中央店」を計画した段階で、「日々、通勤するのであれば、月極駐車場の方が便利かも…」と思い、西11丁目付近の駐車場を探したことがあります。
結論から言うと、「まったく空きがない」のです(汗)
問合せをさせていただいた駐車場のオーナーさんからの情報によると、西11丁目エリアは元々、青空駐車場もそれなりにあったのですが、そこを売却してオフィスビルやホテルマンションなどの大型施設を建築することがここ数年で増加したとのこと。
その結果として…
・人は集まる(オフィスを利用するスタッフ、宿泊者、居住者など)
・駐車場は減る
という状況が進み、近隣に住んでいる人でも「駐車場を探しているけれど、なかなか確保できない」という状況に至っているということでした。
こうなると駐車場の管理会社としても「月極め」で割安に貸すよりも「時間貸し」で比較的割高な料金設定にした方が儲かる…ということになるのでしょうね(汗)
実際に私自身も当初考えていた「月極め契約」は諦めて、「時間貸し」(コインパーキング)で割安な場所を利用する。という方法へ切り替えました。
何故、些細な出来事が自己肯定感を高めるアプローチにつながるのか…
ようやく本題ですが(笑)
「自己肯定感」と聞くと…
自分のことを肯定する=ポジティブ思考になる必要がある。
と感じる方が多いかもしれませんね。
もちろん、ポジティブ思考というのも自己肯定の一種ではあるのですが、自己肯定=ポジティブ思考ではありません。
そもそも私自身の考えとしては、ポジティブが優れていてネガティブが劣っているというものでは無いと思っていますし、世の中の全員がポジティブな性格になってしまったら世の中が成り立たなくなると思います…(苦笑)
このプラス思考、マイナス思考というのは、性格の優劣でもなければ善悪でもありませんし、どちらかが“良い”というものでもありません。
単純に何かに対処する場合の“考え方の傾向性”や“得意なアプローチのパターン”だと言えます。
このように考えると「自分はネガティブだ」と感じている方が「ポジティブに変わること」が自己肯定ではないことはイメージしていただけると思います。
私がカウンセリングの中でお話させていただいている「自己肯定」は、考え方を変えることではなく、「ありのままの自分」を受け入れること。
そして、小さな「成功体験」を大切にすることです。
見つけていますか?日常に潜む“小さな成功体験”
自己肯定感を向上するには、“成功体験”が大切だと私は考えています。
この成功体験とは、大きな出来事である必要はありません。
実際に日常生活の中では、そんなに毎日のように大きな成功が起こるわけもありませんよね(汗)
例えば、今回ご紹介しているような「駐車場の最後の一台に駐車できた」というようなものや「信号のあたりが良かった」
「コンビニの店員さんが親切だった」などといった小さな出来事を「自分はついている」「運が良い」と受け入れることも小さな成功体験につながります。
一度、日常生活を振り返ってみるとあなたにも当てはまることはあるのではないでしょうか?
つまり、どのような体験であっても本人が「成功体験」と感じられれば自己肯定的なイメージを蓄積することに繋がり、「失敗体験」と感じてしまえば自己否定的な体験に繋がるのです。
もちろん、この「自己肯定的なイメージの蓄積」を維持、継続していくには色々なコツが必要かもしれません。
それでもまずは「小さな成功体験に気づくこと」が最初の第一歩です。
そういった意味で心理カウンセラーは、「成功体験」を見つけることを日々意識しているので、一緒に振り返ってみることで自分自身では気づかなかったようなことが「小さな成功体験だった」と気づく習慣が身についていくのかもしれませんね。
あなたにとって最近の「小さな成功体験」は、どんなことですか?
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岡本教兵