こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
鉄道を利用するときというのは、それぞれの駅や駅周辺の個性というのが楽しめて魅力の1つだなと感じます。
私自身、現時点で、多くの駅を知っているわけでないので、これから、その楽しみをより味わっていけるようにしたいなと思っています。
さて、今回は、「自分をねぎらい、自己否定を減らす」というお話です。
自己否定の日々
「自分はダメだ・・・」
そういうふうに考えることはないでしょうか。
「いつも自己否定してしまう・・・」
「自分のダメなところばかりが目につく・・・」
そのように、自己否定が日常的になればなるほど、つらく、苦しく感じてしまうものですよね。
自分への言葉がけ
自己否定というのは、自分で自分にどのような言葉をかけているか。
それによって、強くなったり、弱くなったりするものといえます。
いつも、自分に厳しい言葉をかけていると、自己否定も強いといえます。
そのため、自分で自分にどのような言葉をかけているか。
そこに意識を向けてみることは大切だといえます。
「つらいな、苦しいな」
そう感じる時、自分が自分にどんな言葉をかけているかという目線で過ごしてみる。
職場、学校、家庭・・・様々な場面をイメージしてみて、自分は自分にどういう言葉をかけているかに注目してみる。
そうすると、
「厳しい言葉をかけていたな・・・」
「自分にこんなことを言っていたんだ」
そういうふうな気づきがあるかもしれません。
もちろん、それ自体で、
「こんなに厳しい言葉をかけるなんてダメだ・・・」
そのように、また否定する必要はありません。
ただ、そういう現象として、観察をする。
そういう客観的、俯瞰的な感じが良いといえます。
自分をねぎらう
そして、自己否定を減らすために、
厳しい言葉に変えて、優しい言葉に変える。
それが、大切だといえます。
そのためには、自分をねぎらうというのは、大事だといえます。
どれだけできたかではなく、労力を費やしたこと自体をいたわる。
そんなイメージです。
できたかできないかだと、
できなければ、
「あれがダメ、これがダメ」
そういうふうに、厳しい言葉が多くなってしまいます。
一方で、労力を費やしたこと自体をいたわると、
「これだけがんばってきたんだな」
「つらい状況の中、一生懸命過ごしてきたよな」
そういうふうな、自分で自分に寄り添う言葉になります。
そうすると、自分に対して寛容にもなれ、自己否定を減らすことにつながるといえます。
「うまくいかないことばかり・・・」
そういうときに、ついつい、うまくいかないという結果で、厳しい言葉になってしまいがちともいえます。
一方で、そういううまくいかないことばかりだけど、懸命に過ごしている。
また、がんばってきている。
そういうふうにも捉えることができます。
その時に、そうした面に焦点をあてられるように、「ねぎらい」という視点は大切だといえます。
「自分をすぐに責めてしまう・・・」
そういうときには、自分が自分にどんな言葉をかけているかに注目してみる。
その上で、
「自分を常に厳しく評価してきているな」
そう感じた場合は、「ねぎらう」ということを、増やしてみる。
つらい中、懸命に過ごしてきていることをねぎらってみる。
そうしたねぎらいを増やすことで、優しい言葉が増え、自己否定を減らし、楽な気持ちにつながるものだといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠