こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
私は、ココアが好きです。
甘い飲み物が飲みたいときに、つめたくて甘いココアを飲んだり、寒い時に、あたたかいココアを飲んでくつろぐのが好きです。
さて、今回は、『「期待」に気づき、あきらめることで、心を楽にする』というお話です。
つらい日々
「つらい・・・」
そんなことはないでしょうか。
「義務感でいっぱい・・・」
「周りの目が気になる・・・」
周囲が気になり、つらい気持ちでいる日々というのは、本当に苦しいものですよね。
なんでも「期待」に応えようとする日々
「つらい・・・」
そんなとき、
「なんでも期待に応えないと・・・」
そういう思いで過ごしていることはないでしょうか。
たしかに、「期待」に応えようとすることは大事だといえます。
一方で、なんでも「期待」に応えようとする毎日は、疲れが溜まり、自分の限界を超えてしまうこともあります。
また、自分を否定したり、我慢を強いたりすることにもつながり、
「自分はダメだな・・・」
「本当は、違うことをやりたいけどな・・・」
そう思ってしまうものです。
親の期待、上司の期待、友達の期待など・・・。
そのように、どういう人物の「期待」を意識しているか着目してみると、
「しらずしらず、あの人の期待に応えようとしていたな・・・」
「結構、あの人がどう思うか、頻繁に考えていたな・・・」
そういうふうな気づきにつながるといえます。
また、プライベートや仕事などにおける自分の理想というのに着目することで、つまり、自分の自分に対する期待に目を向けることで、
「理想の自分になれるように、自分で自分に期待しすぎていたな・・・」
「理想通りでないから、いつも自分を否定していたな・・・」
そうした気づきにもつながるといえます。
そのような観点をもって、「期待」に応えようとしすぎていなかったかを考えてみることは、それ自体、大事なことといえます。
「期待」に気づき、あきらめる
「期待に応えようとしすぎていた・・・」
そんなときは、「期待」に応えるのをあきらめるということは大切だといえます。
「あれもこれも、期待に応えよう」
そういうふうに思うと、自分の容量をオーバーしてしまいます。
そうでなく、
「なんでも期待に応えようとするのはあきらめよう」
「もっと、あきらめられることを探そう」
そのような意識を持つことで、余計にがんばっていたものを減らせるといえます。
誰かの「期待」にすべて応える必要があるのか。
そもそも、自分で、自分のハードルを上げすぎていないか。
そうした観点で、考えてみると、
「自分の人生なのに、誰かの期待に応えることに注力しすぎていたな」
「そもそも、誰かの期待に応えられることの方が少ないものだよな。」
そのように思うことで、
「もっと、楽に生きよう」
そうした心持ちにつながるといえます。
また、自分の理想は、誇大なものでないか、たしかめるのも大切です。
人間関係や趣味、仕事、お金など、自分が描いているものというのが、求めすぎているものである場合があります。
「そもそも、なんでこんなことにこだわっているんだろう」
「手に入れる必要のないものに、力を注ぎすぎていたな」
そのように思うことで、
「ここは、あきらめよう」
「もっとあきらめることを増やして、楽に過ごそう」
このような心持ちにつながるといえます。
そのようにして、しらずしらず、余計にがんばっていたもの。
それを減らせることは、心を楽に過ごすことにつながるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠