ただ森を歩く…カウンセラーが見つけた自分に優しいリフレッシュ法

こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉です。

今まで篠路店でブログ掲載していましたが今回初めて中央店ブログデビューとなります。

今後も掲載予定でいますのでお時間ある際チラッと読んでいただければ嬉しいです。

お天気が良い☀時間もある。ちょっとその辺まで行ってみようかな…ふらっと外出、散歩するのが心地よい季節になりました。

先日は小樽祝津にある「にしん御殿旧青山別邸」まで。

牡丹が咲いた癒される庭園

アジサイ庭園が有名なのですがアジサイはまだ開花していなく訪れたときは牡丹、芍薬が

咲いていました。

1917年築のケヤキ造りの大邸宅。そしてTHE日本庭園と言わんばかりの中庭に入ると感じる

「静寂」が心地よく毎年何度か訪れる場所です。

◇登山~ 楽しいけどキツイ。

2019年の秋頃、急に登山に挑戦してみたい!!と思い立ち

札幌近郊の低山を登り始めたことがありました。

登山は学生時代の宿泊研修か何かで登って以来。その時「楽しかった」

と思った記憶も無いのになぜでしょうか?衝動的にやってみたくなったんです。

緑にあふれるリラックスできる登山道

アマゾンで激安の登山シューズとリュックを買って早速登山へ…

それなのに…

苦労して頂上まで登り綺麗な景色を見渡しても「思うような達成感」が得られない。

大量の汗をかいた時の不快感。(着替えがすぐに出来ないストレス)

下山後、疲れ切った体での車の運転。(いつも以上の緊張感)

ぜぇぜぇ息が上がる苦しさ。(自分の体力の無さを痛感して落ち込む)

そんなマイナス感情や体の疲労が、頂上まで登った時に感じる達成感を上回っていたのだと思います。

ただ、森の中で聞こえる鳥の鳴き声、小川の音、木の葉の揺れる音、自然の匂い。木漏れ日を浴びてキラキラの深緑。

森に入った時に感じる「心地よい静寂」はどうしても捨てがたい。

「心地よい」と「ストレス」が共存状態。

う~ん。はて?「はっ💡トレッキングならストレス感じないかも」

◇トレッキング~ 私って体力ある。かも

登山で私が一番のストレスに感じていたことは何といっても自分の体力の無さを痛感する事でしょうか。

幼少期から短距離走は得意。でも長距離にはめっぽう弱い。

今となれば誰かと体力を比べることはなかなかありませんが「自分には持久力が無い」

と思い込んでいた自信のない自分に戻ってしまうのです。

それならば傾斜の少ないトレッキングならもう少しラクに楽しめるかも?と

野幌森林公園にたどり着きました。

トレッキングの道

3キロ、5キロ、8キロとその日のコンディションに合わせてコースを選べるのも嬉しい。

なんといっても8キロ歩いても息切れしない自分に

「体力無いと思い込んでいたけどそこそこ頑張れるんじゃん」

と少しの自信まで手に入れることができて、私にとっては重要な趣味になっています。

◇ひとの目から離れ自由になった。気がする。

トレッキングをしていると「自由なひとり時間」を楽しんでいる人達に出会えるのも魅力の一つです。

8キロ、約3時間ほど歩いてもすれ違う人はほんの10名ほど。

その10名のほとんどは一人。すれ違う時に軽く挨拶をする程度ですが、

リュックのに携帯のラジオをぶら下げ演歌を歌いながら歩いているおじいさん。

一眼レフの立派なカメラを覗きジーっとフクロウの親子が木に止まるまで動かない中年男性。

マウンテンバイクで激走する若い男性。(すれ違う時や、追い越す時は声をかけてくれます)

アスリートのようにストイックにノルディックウォーキングをしている機敏な女性。

所々にあるベンチに座りおにぎりを食べている女性。 等々

手を広げた少女の後ろ姿

みなさん見事に自由を楽しんでいらっしゃるではありませんか。

私たちは普段から何となくひとの目を気にしながら生活しているもの。

もちろん守らなくてはならない社会的ルール・マナーも存在することは100も承知の上ですが…

私も最初は森に一人で入って行くことを少し怖いと感じ、うつむき加減早歩きの時もありましたが

「自由なひとり時間」を満喫している方々を目の当たりにすると自分まで自由になった気分になり

最近ではソロ森歩きを楽しめるようになっています。

「独りぼっち?いいえ。贅沢な自分の時間です」

そう思えることも大切なメンタルケア、自己肯定感につながるのでは?

と考える今日この頃でございます。

『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉