こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
この間、紅茶専門店に行ってきましたが、紅茶も美味しく、ゆったりとした時間も流れていて、心地よかったです。
紅茶は好きですが、詳しくはないので、機会をみて、勉強できたらと思っています。
さて、今回は、「一旦、逃避する」というお話です。
ぐるぐる考える日々
「ぐるぐる考えてしまう・・・」
「イライラした気持ちに飲み込まれる・・・」
そのように、ぐるぐる考えてしまったり、イライラした気持ちに飲み込まれると、つらいものですよね。
その時に、その問題と向き合っても、対処できない場合もあります。
そんな中でも、ぐるぐる考えてしまうというのは、本当に、苦しいものですよね。
気分を変える
そういったとき、気持ちの切り替えができたら良いですよね。
別の場所へ行ったり、別のことをしたりするというのは、気持ちを切り替えるのに大事だといえます。
そのまま同じ場所で同じことを考えていても、気持ちは切り替えづらいですよね。
別の場所に行ったり、別のことをしたりすると、自然と気持ちを切り替えるきっかけになるといえます。
たとえば、一旦、トイレに行くつもりで席を立つ。
別の簡単な作業をしてみる。
音楽をかけてみる。
色んな方法があると思いますが、自分でできそうな方法をあらかじめ考えておくというのは、大切だといえます。
そして、考えた方法を紙に書いておくと、それを見るだけで、その手段に移ることができます。
そうすると、気持ちが沈んで考えづらいときでも、考えずに、動けることにつながるといえます。
一旦、逃避する
そうはいっても、
「やはり問題と向き合わなければならない」
「別のことをしても、何も解決にならない」
そんな気持ちにもなるかもしれません。
たしかに、そういった面もありますよね。
一方で、目の前のつらさ苦しさに対処するには、
「一旦、逃避する」
というのも立派な手段の1つといえます。
そのまま考え続けても、何の進展もなさそうなときや、余計、不安な渦に巻き込まれそうなときに考えたこと、行動したことというのは、あまり良い結果にならないともいえます。
そこで、場所を離れたり、飲み物を飲んだり、一呼吸することで、考える間を持つ。
気分を変えるきっかけを持つ。
そして、一度、問題から離れることで、落ち着いた気持ちで、その問題と向き合うことができます。
そうすると、
「あれ、そもそも、これは問題ではないな」
「ここをこうすればよいのかもしれない」
そういった気づきが生まれやすくなります。
そうであれば、
「一旦、逃避する」
というのは、有効な手段であるといえます。
気持ちが切り替えづらいときは、あらかじめ、逃避する手段を考えておき、紙に残すと、
「まずは、この行動をしてみよう」
「まずは、あの場所に移動しよう」
そうした、別の場所への移動や別の行動に移ることができ、「一旦、逃避する」ことで、気持ちを切り替えることにつながるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠