こんにちは。札幌市にある『カウンセリングこころの羽』の岡本です。
当カウンセリングルームの心理カウンセリングで対応できるお悩みは、うつ病や適応障害などの心療内科や精神科病院とも共通するものやスクールカウンセラーのお仕事と共通するような不登校のサポート、仕事に関するお悩みを心理学や脳科学、ビジネススキルのレクチャーでサポートさせていただくこと、結婚相談所などのサポートスタッフに近い恋愛や婚活のサポートなど…
その範囲は非常に広いものです(^^)
それらに共通するのは、人生に関わるテーマをサポートさせていただくという点かもしれません。
「人生」というテーマで考えてみると、どうしても深い話や難しい話になってしまいそうな気がするかもしれません。
しかしながら、心理カウンセラーという仕事をさせていただくようになってから私自身の中で確実に変化したと実感していることがあります。
それは…「シンプルに考えること」
例えば、256×365という計算をする必要があるとします。
その場合、算数や数学で習った方法だと一桁ずつ掛け算をしていって、最後に足し算をすることで「答え」を計算しますよね?
人生もそれと同じなのではないかと思うのです。
複雑な悩みを同時に解決しようとすると…
前述した計算式で3桁×3桁を同時に計算しようとすると…どこから手をつけていいか分からなくなりそうですよね(汗)
その状態こそが複数の問題や課題を全て同時に解決しようとしてしまっている状況と同じではないかと思うのです。
この状態は「ゴールコンフリクト(目的の衝突)」とも呼ばれ、その心理的な影響として「(実際には時間が足りているのに)時間が足りない」と感じてしまう「時間汚染」という心理状態を発生させます。
この「ゴールコンフリクト」を防ぐためにも…
まずは、手をつける順番(優先順位)を決めていく。
そして、一つずつ答え(解決策)に近づけていく。
その繰り返しが最終的には一番の近道になるのではないでしょうか。
頭の中だけで解決しようとすると…
順番を決めて一つずつ解決していくだけでも随分と楽になると思うのですが、それでも頭の中だけで考えてしまうと思うように進まないかもしれません。
3桁×3桁の計算の例で考えてみても、頭の中(暗算)で計算を完結できる人は、かなり少なそうな気がします…。
一時期、インド式数学というものが流行りましたが、私自身を含む“一般の方”にとっては、頭の中だけで複雑な問題を解こうとするのは現実的にハードルが高すぎると思うのです。
だからこそ、『カウンセリングこころの羽』が提供する心理カウンセリングの中では複雑に感じる様々なお悩み(問題や課題)を心理学や脳科学の理論と照らし合わせてシンプルに「見える化」することを大切にしています。
この「見える化」は、ノートやメモ帳に書き出すことでも少なからず効果が得られるものです。
しっかりと自分自身の心(本音)と向き合い、頭の中、心の中にある気持ちや考えを書き出してみることでセルフトレーニングすることも可能です。
ただし…なかなか自分自身の「嫌い」な部分と向き合うことはストレスもかかるためストレスの限界を超えているときには現実的には難しいかもしれません。
だからこそ「カウンセリングルーム」の存在が大切だと感じますし、自分自身で解決が難しい問題を相談することは、複雑な計算問題で「電卓」を使って計算するようなものかもしれません(^^)
日常生活の中で複雑な計算問題を解く時に「電卓」を使うことを批判されることはありませんよね?
複雑になった悩みを「心理カウンセリング」で相談してみることは、それと同じようなものなのではないでしょうか。
一人で悩むよりもまずは早めの相談…選択肢の一つとして試してみませんか?
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岡本教兵