こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
先日、紅茶のお店で、紅茶と一緒にスコーンを食べました。
紅茶はもちろんですが、スコーンが美味しく、また種類も豊富なので、また是非、食べにいきたいと思います。
さて、今回は、「完璧の基準を下げる」というお話です。
つらい日々
「つらい・・・」
そんなことはないでしょうか。
「なんだか嫌になる・・・」
「なんだか、やる気がなくなる・・・」
そういう日々というのは、本当に苦しいものですよね。
ついつい上がる基準
「つらい・・・」
そんなときに、
「完璧に、完璧に・・・」
そのように、
「完璧になんでもやろうとしているな」
そんなことはないでしょうか。
完璧にやろうとして、自分のできる範囲を超えてしまい、自然とやることが増えて、つかれてしまう場合もあるといえます。
周囲と比較したり、義務感が強いと、ついつい、しらずしらず、
「ここまでやらないと・・・」
そういうふうに思うものですが、
「なんだか最近、焦りが強かったな・・・」
「自分で自分を追い込みぎていたな・・・」
そのような感じになっていないかどうかチェックするというのは、それ自体、大切なことといえます。
完璧の基準を下げる
「自分を追い込み、完璧を求めてしまう・・・」
そんなとき、その「完璧」の基準自体を下げてしまうことで、心を楽にすることにつながるといえます。
「ここまでで完璧ということにする。」
そうすることで、やることも減り、考えることも減り、楽になるといえます。
完璧の基準を下げるためには、「自分にとって現実的な完璧」というのを意識することが役に立つといえます。
そもそも、完璧というのは、どこまでも上までいってしまうものです。
たとえば、仕事であれば、
「もっとパソコンのソフトをしっかり使いこなせれば・・・」
「もっとここをがんばれば、もっと成果を出せるのに・・・」
人との関係で怒りが湧くことが多いのであれば、
「もっとどんなことにも囚われない自分であれば・・・」
「もっと自分の心の器が大きければ・・・」
そんなふうに、「もっともっと」を求めてしまいがちです。
一方で、現実的には、限界があります。
自分にできる範囲での現実的な「完璧」というのを設定することが大切といえます。
そういった観点で考えてみると、
「できていない部分は色々あるだろうけど、ここまでできていれば十分、完璧」
そういうふうに思うことができ、心を楽に過ごすことにつながるといえます。
「楽すぎて物足りないな」
「まだまだ余裕があるな」
そう思ったときに、初めて、完璧の基準を上げればよいといえます。
「つらい、苦しい・・・」
そんなときは、自分の限界を超えることを目指すよりも、自分を知り、それに合わせたものを設定するということが、心を楽に過ごす上で、重要で、大切といえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠