家族との距離感~part1~カウンセラー稲葉の備忘録③

こんにちは。『カウンセリングこころの羽・札幌篠路店・札幌中央店』稲葉です。

4月に入り雪解けも一気に進んだ印象ですね。

先日久しぶりに札幌駅方面に出たのですが、スーツケースを引く観光客の多いこと多いこと。

地下街はスーツケースをスムーズに引くことができますが、中道はザクザク路面もありスーツケースがあっち行ったりこっち行ったりと悪戦苦闘している観光客もいて、ちょっと気の毒に思いました。

私は旅行が趣味の一つでもあるのですが、スーツケースが必要になるような遠出より、道内の温泉地にちょっと1泊か2泊で行ってこうよかな🚘程度の旅行が多いので、車の座席にポンとおけるバックタイプのもので出かけることが多いです。

なのでスーツケースを慣れた感じで颯爽と扱っている人がかっこよく見えたりします。

スーツケース

昨年の4月に母と二人で和歌山県の南紀白浜へ旅行に行ってきました。

母と二人で道外へ旅行に行ったのは母と叔母が二人で行くはずだった奄美大島ツアー旅行に、急遽風邪で行けなくなった叔母の代わりに行った2020年以来だったでしょうか。

昨年の11月に母が緊急入院したことも影響しているのか「行けるうちに色んな所に旅行に行きたい」と母が口にすることが最近増えて来ました。

私も母との旅行がリフレッシュになったので、今年も母娘で旅行に行く計画を立てました。

◆親子なのに?親子だから?噛み合わないときありますよね

昨年は個人フリー旅行で、現地ではレンタカーを借り私の運転で観光地を回りました。

道幅が広く、直線の多い北海道の道路を走り慣れているせいか、本州の道路を運転するのは私にとって軽い緊張の連続💦

しかも車を停める予定でいた駐車場が満車だったりすると、目的地から離れた駐車場に車を停め歩く距離が長くなったり、プランニング通りに進まないことも…

車

友人同士や、ひとり旅ならそんな不測の事態を楽しむこともできたでしょうが、一緒に行っているのは足腰が丈夫とはいえ高齢の母親。

文句を言われた訳ではないですが、体力のムダ遣いをさせるのではないか。

との心配を胸に秘めながらの旅行でもありました。

今年は、山陰山陽地方に行くことにしたのですが、昨年の失敗?というか私がよりリラックスして旅を楽しめるよう、旅行会社のツアーパッケージで回ることにしました。

私の母は旅行に行く際のプランニングについていつも「あんたに任せる」とだけ言います。

旅行計画

今回も「個人フリープランであんたの運転で回ったほうが気が楽。でもツアーもいいよね」と…

「どっちやねん!!!」

と突っ込みたくなる気持ちをぐっと飲み込み、「今回はツアーで回ろう。プロに任せたほうが私は安心」と提案しました。

すると、「そうだね。去年あんたが車を運転するのに、私だけ昼食時に一杯飲むのが申し訳ないと思っていた。ツアーだとあんたも一緒に飲めるね」との返答が。

「昼から飲みたくてツアーにしたんじゃないんだけど!!」

と、またまた突っ込みたくなる気持ちをぐっと飲み込み、なんか嚙み合ってないけど(;^_^A

「ツアーで回る」ことについては二人の意見が一致したので「まぁいいか」とそれ以上は何も言わないことにしました。

◆期待しないことが円満の秘訣?

私たち母娘は周囲から見ると「仲の良い母娘」に見えるようです。

友人からも彩のお母さん理解があっていいよね。と言われたことがありますが一度も軋轢がなかった訳ではありません。

特に父が亡くなった後は「私より兄を尊重している」と怒りのような感情が心にあったのも事実です。

兄妹

親子というのはお互い「自分のことをわかってくれて当たり前の存在」と幻想にも近い理想像を持ちやすい関係でもあります。

違う価値観をもつ別人格の人間だ。

と親を認識し、ドライではありますが「わかってくれなくて当たり前」くらいに捉えてみると親とのコミュニケーションがグッと楽になるのではないでしょうか。

◆親の人生を客観的に見てみる

自分の常識、価値観だけで親を見ると関係は単一的になってしまいます。

私の場合「女の子より男の子を大事にする、時代遅れの母」との人物像を過去は持っていました。

親世代と子ども世代では世の中の価値観や常識、生活スタイルまで何もかもが違います。

母は2男5女の7人兄弟で育ち、幼少期はとにかく「長男」は別格の存在。

「長男」だけ夕飯のおかずが一品多い。というような環境で育ってきた人です。

家族の歴史

「兄は敬う存在」という価値観を持つのは自然なことだったのでしょう。

そう思えると「私より兄を尊重している」訳ではなかったんだ。と自分も楽になります。

そして姉妹間で培った「女性同士は協力し、支え合うもの」という価値観も持ち合わせ、私との関係を縦の繋がりではなく、横の繋がりで築くことを望んでいるのだと気づくことができました。

親がどういう時代背景の中、どのような価値観で育ったのか?

客観的な視点で親が親になる前の人生を見てみる。

抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、「親の人物像」だけじゃなく「自己認識」にも変化があるかもしれません。

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