抵抗感を把握することで、心を楽にする

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

こないだ、自然に囲まれたところを散歩しました。
短い時間でしたが、気分転換になり、楽しく散歩できました。

さて、今回は、「抵抗感を把握することで、心を楽にする」というお話です。

希望と不安

2つの花

「こうしたら、いいかな」
「こうしようかな」

そんなときに、希望と同時に、
「不安だな・・・」
「なんか怖いな・・・」

そう思うことはないでしょうか。

希望と不安が入り混じり、なんともいえないつらさに変わってしまう。
そんなことがあるかもしれません。

抵抗感を特定する

不安であるということは、何かに抵抗感があるということでもあります。

「こうなったら、どうしよう、嫌だな・・・」
「これをやるのは、抵抗があるな・・・」

そうした抵抗感があればあるほど、不安も増していきます。

そして、何に抵抗感があるのかわからないと、対処もしようがありません。

そのため、どこに抵抗感があるのだろうか。
そう考えることが大事だといえます。

たしかに、
「考えるといっても、マイナスな部分に目を向けてしまっては・・・」

そう思うこともあるかもしれません。

一方で、マイナスな部分から目をそらしてしまうことで、自分の気持ちがわからなくなる。
そういう場合もあります。

そのため、
「どこに抵抗感があるのかな」
そこに目を向けて、特定する作業は、むしろ大切だといえます。

何が嫌なのかを具体的にイメージするというのは、ポイントだといえます。

知識を得て、気持ちを整理する

カラフルなチョーク

では、抵抗感を見つけたとして、それを減らすには、どうしたらよいのでしょうか。

その1つが、知識を得ることであるといえます。

「よく知らないから不安・・・」
「詳しく知らないから不安・・・」

そういうことも多いからです。

そのために、必要な知識を得るために、調べたりして行動することは大切です。

繰り返しとなってしまいますが、
必要な知識を得ようとする際に、
「どこに抵抗感があるのか。」

それを特定して、把握していることは大切だといえます。

具体的に抵抗のある部分がわかれば、どのような知識を得ればよいのかがわかるはずだからです。

そして、必要な知識を得ると、

「あ、自分が心配していた部分は、心配する必要なかった!」
そうなると、もう不安にならなくてすみます。

「これって、こうなのかな?」
そういった思い込みが、調べてみると、

「あ、勘違いか、だったら心配いらないな」
そういうふうに、なることもあるといえます。

そうすると、必要な知識が、抵抗感を減らすことにつながったといえます。

また、一方で、必要な知識をつけた上で、
「やはり、別の方法にしたいな」
そういう結論になることもあるといえます。

「これは、こうだから、無理かな、それとも、できるかな?」
そう漠然と思っていたのが調べてみると、
「あ、実際はこうなんだ、じゃあ自分には無理そうだな」

そういうふうになることもあるといえるからです。

それはそれで、自分のできることであったり、やれることがより明確になるので、必要な知識を得ることで、不安を減らすことに役立っているといえます。

いずれの場合も、自分の抵抗感を把握し、特定して、必要な知識をつけることで、自分の向かいたい方向をはっきりさせる。

また、抵抗感を減らしたり、なくしたりする。

そうすることで、心を楽に過ごすことにつながっていくといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠