こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
先日、実家に帰ったのですが、実家では、夜、果実酒を飲んでゆっくり過ごすのが定番になっています。
普段、お酒はめったに飲まないのですが、好きな果実酒を飲むのは、楽しい時間の1つだなと感じます。
さて、今回は、「自分で自分に寄り添う」というお話です。
常に自分に厳しくなる毎日
「自分はダメだ」
「こんなことを考えてはダメだ」
そういうふうに、気づくと自分へダメ出しをたくさんする毎日となっているということはないでしょうか。
「もっとちゃんとしないと」
そう焦る気持ちや
「このままで大丈夫だろうか」
そんな不安が高まる中で、
自分へのダメ出しも当たり前になっていたり、常に自分に厳しくて、それでつらくなったり苦しくなっているという状況もあるかもしれません。
寄り添うということ
「これをこうした方がいい」
そう考えること自体は、改善に向けて良いことといえます。
一方で、あまりにもダメ出しばかりしていると、嫌になってくるものですよね。
「なんだか面倒になってきた」
そんな思いになっていきます。
そして、たとえば、仮に、ダメ出しばかりしてくる人がいたとすると、
次第に、
「嫌な気持ちになるから、本当のことは言わないようにしよう」
そんな思いになってきますよね。
それと同じように、自分で自分にダメ出しばかりしていると、
「本心を持たないように、考えないようにしよう」
そう思って、感じていること、考えていることを放棄してしまいます。
そこで、自分に寄り添うということは大事になってきます。
寄り添う癖をつける
「本心を持たないように、考えないように」
そうすると自分の気持ちがわからなくなってしまうので、寄り添うということが大事になってきます。
自分が感じていること、考えていること、そう感じること、考えていることは、自然である。
そのようにして、寄り添うということです。
そうした習慣をつけておけば、あれこれダメ出しする前に、自分の感じたこと、考えたこと自体は認めるという安心の大前提が出来上がっていきます。
安心できる気持ちになると、
「じゃあ、次は、どうしよう」
そうした建設的な考えへ繋がっていったり、心にもゆとりができて、楽になっていくといえます。
そして、なにより、自分で自分に寄り添えることは、日々を過ごしていく中で、心強いといえるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠