HSPについて⑬~「自滅」に気をつける

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。

やっと雪がとけてきました。
私は、ペーパードライバーで車の運転ができない&食料品は1週間に1回のまとめ買い派なので、冬の買い物は、重い荷物を抱えながら、足元に気を付けつつで、毎度ぐったりでした。

平日の混んでない時間帯に、自転車でスーパーに行って、ササッと「まとめ買い」できるようになるのは嬉しい限り。
買い物をいかにササッと、買い忘れなく、一筆書きで済ませるか。
些細なことですが、私にとっては「疲れ」を左右する、重要ポイントです。

そのために、スーパーの陳列棚の順番にそって、定番の「お買い物メモ」片手に買い物をする、小田です。
できれば、販売促進のためのBGMなどが流れていない、静かで小ぶりな、混んでないスーパーがお好み。

コストコには行ったことがありませんが、何か色々と圧倒されそうな予感しかないので、この先もきっと行くことはないんだろうな。業務スーパーには行くけどね。

◆「なんとなく」がキーワード

頭を抱える女性

HSPの方は、高いアンテナを持っている電波塔のようなものです。
普通に生活をしている中でも、様々な情報をキャッチし、キャッチした情報に対して、脳内で様々なことを考え、処理をしています。

「情報処理が丁寧」と言われても、ピンと来ないかもしれませんが、仕事をする上で、「他人の雑さが気になってしまう」ことはありませんか。

派生する問題を想定したり、相手の反応が気になってしまい、なんとなく、いつも自分の仕事に対して、これでいいのかなとモヤモヤを抱えていませんか。

仕事が終わると、肉体的な疲れよりも、頭の疲れ、例えるなら、「脳みそが重だるい感じ」「脳みそがパンパンに詰まっている感じ」「こめかみの横がズキズキする感じ」はありませんか。

例え、みんなと同じような働き方であっても、人一倍疲れやすく、その大部分が気をまわし過ぎの「気疲れ」「脳疲労」です。

疲れが溜まり過ぎると、気持ちは知らず知らずのうちに、マイナスに偏っていきます。
数年ごとに転職を繰り返しているHSPさんのほとんどが、「自滅型」です。

なんとなく、人間関係も上手くいかず。
なんとなく、会社にも馴染みきれず。
なんとなく、居心地が悪くて。

そして、なんとなく、仕事を辞めることを繰り返してしまうのです。

◆一にも二にも充電を

倒れこむ女性

この「自滅」を防いで、生きていくためにはどのようにしたら良いでしょうか。
私は、「自分に合った方法で、こまめに充電をすること」をおススメしています。

そのためには、「自分が疲れるポイント」を認識し、実際に「疲れていること」も認識する必要があります。
そして「疲れてしまうことを責めない」姿勢も大切だと思います。

周りには、子育てもして、仕事ができて、美人で、スタイルの良いタフな女性がいるかもしれません。
それに比べて、自分は、仕事だけでもこんなに疲れてしまうなんてと自分を責めてしまう。

気持ちがマイナスに傾いているときは、「疲れている」か、「他人と比べているとき」です。

疲れやすくても、いいじゃないですか。
こまめに休憩さえ挟めば、いいんですよ。
お昼休みに、誰も来ない部屋で、電気を暗くして、ひざ掛けを頭からかぶって横になっているところを、不意に発見されて「わーーー。びっくりした~!!」って驚かれたら、「私、暗い場所が好きなんです。(*´σー`)エヘヘ」
って笑ってればいいんです←小田実話

◆自分を「後回し」にしていませんか?

ギフト-手のひら-花びら

他人の良いところばかり目について、「自分にはいいところなんて一つもない」とため息をついているかもしれないですが……。
本当に、ほんとうに「いいところ」ないですか?

短所を克服するより、長所を伸長する方が簡単で、ストレスも少なく、成果も出やすいのです。
長所は、自分が長所とも思っていないところに、ひっそりと存在しています。

自分では「当たり前」だと思っていること、何も考えずに「スルッ」とできちゃうこと、逆に、人ができてないと、ちょっとびっくりしちゃったり、「イラッ」としちゃったりすること。

「他人」のできるところばかり見てないで、「自分」をちゃんと見てあげましょう。

疲れやすいポイントはどこですか?
ほっこりしたり、癒されるのはどんなことですか?
今まで、どんなことで、自滅してきましたか?

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実