こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
この間、友人と色んなボードゲームをして遊びましたが、楽しかったです。
ボードゲームの1つである将棋について、子どもの頃から今まで、将棋で勝ったことがほとんどないので、いつか、練習して強くなりたいなと思っています。
さて、今回は、「我慢以外の対処法を検討してみる」というお話です。
我慢で生きる毎日
「自分さえ我慢すれば」
「どうせ周囲は変わらないから、自分が我慢するしかない」
そのように思って、我慢をして生きる毎日を過ごすことはないでしょうか。
そして、
「我慢が多くて、つらく、苦しい。」
「我慢しているのに、誰もその苦労をわかってくれない」
そんなふうに感じると、さらに、つらく、苦しくなってしまうものですよね。
我慢している自分を認める
「自分はこれだけ我慢している」
まずは、我慢してがんばってきた自分を認める。
それは、1つ、大切なことであるといえます。
やりたくないことをやらなければいけない状況。
言いたいことを言えない日々。
そんな中で、我慢によって、何とか今を安定させる。
日々、苦労の中で、何とか過ごすことは、
「よくやっている」
そのように自分を認められるものではないかと思います。
もちろん、よくやっていると思えない場合もあるかもしれません。
そんなときは、我慢している自分を認識する。
それだけでも十分であるといえます。
自己を知る
一方で、我慢には限界があるともいえます。
我慢に限界がなければ、そもそも、我慢により苦しむこともないのではないでしょうか。
過度の我慢が自らを苦しめるからこそ、やはり、限界はあるものだといえます。
そうすると、楽に過ごすためには、我慢1つに頼っていたものを、別の手段を検討してみることが必要であるといえます。
そして、我慢に頼らず暮らす一歩として、自己理解が大切だといえます。
我慢は自分を抑えてするものであり、自己理解がなくてもできるものともいえます。
一方、我慢以外の方法となると、いかに自分を理解しているかが鍵といえます。
自分の感じたままを表現できたり、自分の思いのまま過ごすことが楽に過ごすことといえ、そのためには自己理解が欠かせないからです。
そのためには、抑圧している自分の思いに目を向け、それに気づくことが大事であるといえます。
つまり、自己を知る作業、それ自体が大切であるといえます。
我慢以外の対処法を検討してみる
我慢の毎日を過ごすのは、とても苦しくつらいものといえます。
その際に、我慢以外の対処法に目を向けてみる。
そして、そのための一歩として、自己理解を意識してみる。
「自分は本当は何を感じているのか。」
「自分は、本当はどうしたいのか。」
そうした自己と対話することによる自己理解を進めることで、自分がどう感じているかを把握しやすくする。
自分が感じたことを把握していれば、
「こう思っているから、こう行動しよう」
「自分はどう感じたか、表現してみよう」
そんな風に、自分の思いに基づいた行動や表現が増えていきます。
そうすると、それは、そのまま、我慢を減らし、楽に暮らすことにつながることになるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
「カウンセリングこころの羽・札幌中央店」杉野誠