こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
私は、豆腐が好きで、最近は、よく豆腐に醤油をかけて食べているのですが、木綿も絹ごしもどちらもそれぞれ美味しいので、迷いながら、同じくらい買って食べています。
さて、今回は、「求める対象を分散させて、心を楽にする」というお話です。
ストレスの溜まる日々
![ランプと壁](https://cocorono-hane-jp.exactdn.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif?strip=all&lossy=1&w=1140&ssl=1)
「ストレスが溜まるな」
そんなことはないでしょうか。
「なんだか爆発しそう・・・」
「本当に、しんどい・・・」
来る日も来る日もストレスが溜まっていくというのは、本当に苦しいものですよね。
望みに応えてもらえない日々
「こうしたい」
「こうしてほしい」
そうしたものを満たせないとき、ストレスになるといえます。
「こうしたいけど、そうはできない」
そうした我慢は、ストレスの1つと言えます。
そして、自分の中の望みがあって、それを一手に特定の他人に求めると、つらくなる場合があります。
「あの人が自分を助けるべきだ」
「あの人に理解してほしい」
そのように、ついつい、特定の人に求めたくはなるものです。
一方で、実際には、その特定の人が、なんでもできるわけではありません。
不得手な部分もあるかもしれません。
限界もあるといえます。
そのため、結果として、
「助けてくれなかった」
「何も理解してくれなかった」
そういうふうな無力感を感じたりするのではないでしょうか。
そのため、求める対象を分散させるというのは大切だといえます。
求める対象を分散させる
![暗い部屋とランプ](https://cocorono-hane-jp.exactdn.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif?strip=all&lossy=1&w=1140&ssl=1)
「あの人には、この部分だけ期待して、別の人にあの部分を求めよう」
「この人には、ここだけを求めよう」
そのように、特定の人に偏らずに、分散させることが大事だといえます。
また、
「自分がこうしてほしい」
そのように望むものを求める対象を、人以外にも広げていくのも大切だといえます。
人にばかり、自分の安心を求めていては、人がいないと孤独な気持ちでいっぱいになります。
人以外にも、自分を安心させてくれるものがあるならば、そうしたものに頼ることも大事だといえます。
そうしたバリエーションがあればあるほど、より簡単に自分が求めるものを得やすい状態になります。
また、特定の人に偏らなくなり、望まぬ不和を避けるということにも役立ったりもします。
ストレスを抱えている。
そういうときは、特定の誰かに求めすぎていないか。
あるいは、満たしてくれない部分を求めて、苦しんでいないか。
それを振り返ってみて、そうであれば、
求める部分を限定して、よりたくさんの人に少しずつ求める。
あるいは、人以外にも、自分を満たしてくれるものがあれば、そこに求める。
その作業が、心を楽に過ごす上で大切であるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠