できることをゆっくりと取り組む

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

子どもの頃、ハムスターを飼っていたのですが、今も好きで、飼ってはいませんが、時々、ハムスターの動画を見ては、癒やされています。

さて、今回は、「できることをゆっくりと取り組む」というお話です。

どうすればよいかわからない日々

4つの氷のキューブ

「一体、どうすればよいかわからない・・・」
「何をするにも自己責任がつきまとう・・・」

そういうふうに、漠然と不安を感じたり、自分のせいで自分が失敗したと思うと、苦しいものですよね。

そのときは、失敗が怖いという気持ちを認めることが大切といえます。

そうすることで、その裏側にある、望んでいることを明確にすることができます。

「自分は、これを望んでいたんだな」
それを明確にできれば、漠然としたものが、見える形となり、少し安心につながります。

まだ、できることがある

自分が望んでいることに対して、行動をしたいはずなのに、考えてみると、

「こうするべきなのに、できていなかった・・・」
「こうしたせいで、うまくいかなかった・・・」

そう思うと、つらいものがありますよね。

一方で、反対にいうと、まだ、できることがあるということです。

「できるはずなのに、これをやれていない」
「こういうことはしない」

そういうものが見つかれば、次、同じ機会が来たときは、
「こう、行動しよう」
という決断ができます。

ゆっくりと取り組む

リラックスタイム

もし、今後の行動が決まれば、過去でなく、未来に向かって、今に集中ができます。

一方で、
「思ったようにうまくいかない」
「やる気が出ない」

そういった困難にも直面するかもしれません。

そうすると、
「やっぱりダメだ」
「もう、何もわからなくなってしまった」

そういうふうに、落ち込んでしまうものです。

そのため、
「ゆっくりと取り組む」という姿勢は大事だといえます。

早く結果を出すことを目指すことはよいかもしれませんが、
その反動で、焦りや不安で、自分が押しつぶされてしまうと元も子もありません。

時間をかけて、自分の課題に取り組むことも、大事なことの1つだといえます。

そもそも、自分の課題に取り組んでいること自体が、十分、がんばっていることといえるからです。

「どうすればよいかわからない・・・」
そこに苦しむときは、自分の望みを明確化して、
「今からできることは何だろう」

それを考えてみて、実行に移す日々が、気持ちを前に向けていくために大事であるといえます。

そして、思い通りにいかなくとも、
「じっくりとゆっくりと自分自身の課題と向き合い取り組んでいる」

そう思うことで、心穏やかに、日々を暮らすことにもつながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠