こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
私は、１人でカラオケをするのが好きですが、色んな曲を歌うよりは、何度も同じ曲を歌うことが多いです。
歌自体、得意ではないのですが、繰り返し同じ曲を歌うことで、上達がわかって嬉しい気持ちになります。
さて、今回は、「何かをしただけで十分、何もしなくても十分」というお話です。
つらい毎日
「つらい・・・」
「しんどい・・・」
そういった思いがあることはないでしょうか。
「ただ休むので精一杯・・・」
そんなときに、休むことが大切。
そう思っても、
「あれもできていない、これもできていない・・・」
そういうふうに、
「頭に浮かんでしまう・・・」
そんなことはないでしょうか。
何かをしただけで十分
「あれもしないと、これもしないと・・・」
ついつい、そういうふうに、できていないことに目を向けがちです。
一方で、本来は、何かをしただけで十分といえます。
何か有益なことでなくとも、
「自分にとって、楽しめることをした。」
それだけで、十分といえます。
そうしたことを大きく評価することが大切だといえます。
「何か意味のあることをしないと・・・」
「早く活動的にならないと・・・」
そういうふうに思うと、ますます苦しくなってしまいます。
自分に、できていないことばかり目を向けていなかったか問いかけてみて、
「なんだか焦りばかり感じていたな・・・」
「せっかく何かできたのに、全然それを評価してなかったな・・・」
そういうふうに感じるとき。
その時は、
「何かをしただけで十分」
そういうふうに思うことで、少し、心が楽になるといえます。
何もしなくても十分
さらにいうと、何もしなくても十分であるといえます。
存在しているだけで、十分といえるからです。
つらさ、苦しさが積み重なれば、何もできないような日々を過ごすということもあるといえます。
何かをしたというのを見つけられないこともあるといえます。
ただ、そのときは、何かをする必要はなく、ただ休む。
ただ、日々を過ごす。
それで、十分といえます。
もちろん、そうはいっても、自分を否定するような考えが、考えたくなくとも浮かんでしまい、苦しむことがあるかもしれません。
つらいときというのは、どうしても、そうした焦りや不安もどんどん膨らみがちともいえるからです。
一方で、
「何もしなくても十分」
そう考えることで、否定のループを、少しでも避けて、楽な気持ちでいる時間を増やすことにつながるといえます。
「少しだけしか活動できない」
「少しも活動できない」
そういうときには、
「何かをしただけで十分」
「何もしなくても十分」
そう思うことで、つらさを和らげることにつながるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます！
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠